岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2009年 03月 05日
地元の木材を地元の住宅に使う。
昔はごく当たり前だった事が今は流通経済の発達でなくなってしまっています。 当社では、「盛岡の木を使う家作り」、もう少し広く「岩手の木を使う家作り」をおすすめしております。 そんな取り組みの一環。 盛岡市内の森林伐採現場に足を運び、立っている木を見て、その木を製材して家作りに使う事の取り組みを始めました。 森林組合さんのご協力の下、盛岡市砂子沢地区の山に行ってきました。 その様子をお伝えします。 まずは現場に着いて木材の積み込みの様子を見学。 約2mに切った丸太を仕分けしながら積み込みます。 太い丸太は、木材市場へ。 細い丸太は、パルプ工場へ。 樹種を見ながら売れそうな物、売れ無そうな物を仕分けていきます。 そして山に入っていきます。 見えている山に作業道という重機の進む搬出路があります。 そこを登って奥に入っていきます。 天気も良くとても気持ちのいい山です。 栗の大木です。 人と比べるとその太さ、高さが分かります。 直径40cm、長さ6mぐらいの材料がとれます。 普段見る栗の木はもっと下の方で枝分かれしていますが、森林の中で他の木と競い合って伸びるからこのように真っ直ぐ高く育ちます。 周りはこんな感じ。 太い木を残してまわりの木は伐採してあります。 何だか細く感じますが、すべて直径40cmぐらいの栗の大木ばかりです。 恐るべし・・・。 本日見たなかで最大の木。 確か「桂」だったと思います。 直径70cm以上の超大物! 森林組合さん達と比べるとありえない太さが分かります。 周りにはこんな木達がたくさんでした。 私たちの仕事で使える量は限られていますが、ここに来るとすべて欲しくなってしまいます。 まだまだ盛岡にはこんな森が残っているのだと分かりました。 いい勉強になりました。 このあとは、仕入れる木材を決めて、実際に伐採してもらいました。 その様子はまた次回にアップします。 お楽しみに! おまけ 立ち寄った森林組合さんの製材工場にあった製材品。 一昨年に伐採した栗の木。 曲った栗を梁材に製材した物。 誰も買い手が付かず残っていました。 キラーン! これ使います! こんな感じに曲っていますが、梁にして加重を支えるにはもってこい! この栗の木も盛岡市高畑地区の木、地産地消です。 大工の刻みは手間がかかりますが家一軒に一本ぐらいは使用してもそんなに高くはなりません。 今年の現場にはどんどん使用していきます。 お楽しみに! 今回木を見て伐採してもらった栗は、これからゆっくり乾燥して来年の現場に使用。 製材品は、今年の現場から使っていきます。 ここ数年は、盛岡市内の山の大きな木材たちで家作りを進めていけそうです。 私たち大工の世界もこれからまた地産地消の時代に入っていきます。 地元のいい木をどんどん使っていきます。
by iwaizawa
| 2009-03-05 12:58
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