岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2012年 05月 09日
盛岡市内の現場。
今回は、盛岡藩の武家だったお屋敷の工事。 現役の井戸に屋根が掛かっています。 その屋根の修理を依頼されました。 こんな外観。 井戸の屋根と言ってもただの屋根ではありません。 2階部分まで水をくみ上げそこから屋敷まで水路を使って水を運んでいたそうです。 私は初めて見ました。 すごい作りですね。 屋根の造りも見事です。 方杖というか火打ちというのか、木の組み方も初めて見ます。 昔の宮大工さんの仕事でしょうか? 勉強になります。 腐食もだいぶ進んでいました。 胴差しの接合部分。 腐ってホゾが効いていません。 外壁の下見板、ガラス戸の枠も腐ってボロボロになっていました。 今回は、こう言った腐食部分の交換補修作業となります。 早速大工のほろ岩と現場にて調査。 井戸の大きさを測ったり、腐食の具合を見ながらどのように補修を進めるのか決めていきます。 経験豊富な大工が重要です。 こちらは隣の茶室の縁側。 ここも腐食が進んでいたのでついでに補修作業を行います。 板と竹を組み合わせたきれいな濡れ縁です。 素材や造り方をほろ岩と調査しました。 作業場に戻って木材の加工です。 今回使用するのは、クリ、唐松、杉、竹、ケヤキ、ツガ。 適材適所、いろんな種類の木を組み合わせて補修します。 木材は当然岩手県産木材を使用しています。 準備万端。 いよいよ現場にて補修作業に入ります。 昔の職人が造った建物を改修するのはとってもいい勉強になります。 わたしも楽しみです。 どんな改修工事になるのか、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2012-05-09 07:48
| 現場日記~リフォーム~
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