岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2012年 06月 18日
当社では、住宅も店舗も無垢の木を多く使います。
無垢の木を使うという事は、何度もメンテナンスが必要になります。 施工した大工たちは引き渡した後もちょこちょこお邪魔します。 今回は、昨年盛岡市菜園に移転オープンした「Bar Cafe the S」さんのメンテナンスの様子です。 施工した店舗さんたちとも長いお付き合いをして行きます。 町の工務店として長く営業を続けております。 今回のメンテナンス作業は、大工の堀口が担当。 外で何やら木を切っています。 オニグルミの切れ端から薄~く板を作ってますね。 何に使うのでしょうか? 手ノコで薄く切ったオニグルミをカンナでさらに薄く削ります。 そしてカンナでなめらかに仕上げます。 何に使うのかさらに不明・・・・。 店内に入り無垢材で作ったカウンターへ。 そこの一角に先ほどの薄いオニグルミが差さってます。 私には何をしているのか分かって来ました。 なるほど。 はみ出た部分をノミで削っていきます。 堀口の顔も真剣です。 やり直しが効かない一発勝負の作業です。 カウンターのヒビがきれいに埋まりました。 って言うか、ヒビがあったのもほとんど分かりません。 施工前のヒビの様子。 こんな感じです。 無垢の天板と天板の継ぎ目が店内の乾燥で開いていました。 そこを目立たなくメンテナンスです。 最後に紙やすりで表面を整えて作業は終了です。 後ほど私がオイルを塗りに伺います。 きれいな大工仕事でした。 無垢材は、乾燥したり湿気を吸ったりして動きます。 どんなに何年も寝かせたいい木材でも木は生きものです。 置かれている環境が変われば多少なりとも動きます。 でも無垢材はやはりいいモノ。 どんなに傷ついても色が変わっても見ていて全然古くさくありません。 というか味が出てきてどんどん良くなっていきます。 後は、定期的なメンテナンスさえ行えば長持ちします。 店舗でも住宅でも私たちがお客様と長くお付き合いしながらメンテナンスして行きます。 そんな小さな仕事もやはり大事なのは腕のいい大工たち。 そんな大工たちがたくさんいる工務店を目指しています。 また、これからの大工を育てて行きます。 当社の基本は「大工」です。 デザインでも性能でもありません。 職人の作る、職人の直す、職人が生き生き稼ぐ、そんな仕事を行っています。
by iwaizawa
| 2012-06-18 16:41
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