岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2012年 10月 12日
当社、いろんな仕事をさせていただいております。
今回は、電気工学の研究施設整備のお手伝いです。 幅の広いご依頼をいただき、いつも新鮮な気持ちで仕事が出来ます。 本当に感謝ですね。 今回は、私の母校岩手大学のとある研究室からの依頼です。 いつものように当社の大工たちが腕を生かして施工します。 完成した研究施設の外観。 唐松の構造材と構造用合板むき出しの建物です。 空けるとブルーの内装。 っていうか内装ではありませんね。 ブルーの電波吸収体が並んでいます。 驚きの光景ですね。 内部はこのように仕上がりました。 大きさの異なる3種類の電波吸収体を設置。 隙間なく張り付けてあります。 計測機器の設置台も大工が造りました。 電波測定には金属が良くないそうで、木で作ってほしいとの要望でした。 ある程度の重さに耐え、水平を保ちつつ、高さが調整できる木製の台・・・・。 かなりの高難度でした。 吸収体の隙間から出る取っ手。 吸収体を邪魔せず木で作る取っ手。 これも大工の手製の取っ手となりました。 照明器具の設置にも工夫があります。 設置用の棒もなるべく木製との事。 木で作った丸棒を吸収体の隙間に設置しました。 肝心の照明器具はどうしても金属製・・・・。 樹脂製の照明器具を探してます。 作業終了後の室内。 大学の先生とのやりとりのメモが残ってました。 形にならないと分かって来ない事もたくさんありました。 少し進んでは立ち止まって相談。 この繰り返しですね。 岩手大学での工事も完了です。 岩手大学工学部内に初めての「電波暗室」を作りました。 余計な電波がない場所での研究施設となります。 今後の活用が期待されますね。 私達大工も初めての経験だらけです。 とてもいい経験になりました。 そして金属ではない、木という素材の良さも実感。 いろんな場所で木が活用できますね。
by iwaizawa
| 2012-10-12 07:55
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