岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2013年 05月 30日
盛岡市内で進行中の新築住宅の現場。
お施主様のお父さんが木が大好きな方。 ご自分でたくさんの木をお持ちです。 それを利用しながら建てる新築住宅です。 立派な木を使いながら現代のシンプルな作りの住宅を計画しています。 特に立派な木は、オノオレカンバ。 このオノオレが重要な部分に使用されます。 現在は、内部の造作工事と外壁工事が同時に進行中です。 作業場での大工作業の様子です。 お客様所有のオノオレカンバを使って階段の段板を製作中。 カンナを掛けるのは田村大工。 硬いオノオレはなかなかカンナが掛かりません。 きれいにカンナが掛かると光ってきます。 こちらはケヤキの段板。 色が白っぽいツキケヤキかと思われます。 これがすべて階段材として使用されます。 こちらは栗のセッカ板。 栗の大黒柱をとった時の外側の板材ですね。 これを仕上げて床下収納に使用する予定です。 オノオレカンバの式台を加工中。 堀口大工が加工を行っております。 全ての作業が大工の手作業で行われています。 木取りの思案中。 ベテラン古里大工も加わりみんなでどこから板材をとるのか考えています。 無垢の木だからこそ加工技術も木を見る目も重要です。 若い大工たちもこうして無垢の木を扱う技術を学んでいきます。 先ほどの栗の板材が床下収納に使われました。 これが床下収納・・・・。 ほとんど無節の栗の床板です。 一方、仕上げの工事に使う鉄の加工を頼んでいる鉄工場へ伺いました。 玄関の庇(ひさし)が出来ていました。 パイプの太さ、位置など打ち合わせしました。 どんな庇が出来るのでしょうか? こちらは階段の骨組。 今回は、鉄骨で階段のササラを作り、その上にケヤキの段板が載る構造です。 鉄と木の組み合わせです。 いよいよ仕上げ工事の段取りも進んできました。 オノオレカンバやケヤキなどお施主さまのお持ちだった木を使いつつ、現代的なシンプルな内装を目指しています。 どんな仕上がりになるのでしょうか? 今回の住宅、今どきのシンプルな内装ですが、中身が違います。 仕上の木材たちは、大工がしっかり手を掛けて作っています。 たくさんの珍しい、貴重な木を加工させていただいています。 若い大工たちに積極的に加工をさせました。 初めて触る素材も多いとは思いますがいい経験になっていくと思います。 次の時代の大工を育てつつ頑張っています!
by iwaizawa
| 2013-05-30 07:43
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