岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2016年 02月 23日
矢巾町で進行中の古民家の改修工事。
築年数は不明ですが、昔は茅葺だった建物。 何度か大きな改修を繰り返しながら住み続けてきた古民家を今回はさらに改修する事になりました。 なるべく昔ながらの構造を生かした建物へと再生していきます。 現場では、大工作業が進行中。 そんな現場の様子をお伝えして行きます。 現場内部では、クロス下地のパテ処理が始まりました。 昔の常居の差鴨居や梁を残しながら改修を進めるリビングです。 以前い比べて明るいリビングになるように改修を進めています。 寝室の天井は高く改修しています。 以前は屋根裏に隠れていた小屋組みの構造を見えるようにしました。 パテ処理が進むと小屋梁がきれいに見えてきました。 高い位置に窓もあり明るい空間です。 作業場では家具の製作も進んでいました。 小瀬川大工が施工を進めるのは、キッチンの収納です。 赤松の集成材を使って作り付けの家具製作が進みます。 ベテラン太田大工は、杉の枠材加工ですね。 窓枠や建具枠は、杉の無垢材を使用しています。 作業場で加工し、仕上げてから現場に運び取り付けて行きます。 太田大工、続いてはエンジュの床框の加工作業に入りました。 床框は、床の間の段さ部分を形作る大事な部分。 エンジュの皮の白い部分を生かすように細かな加工作業を行っていました。 加工した床框は早速現場で設置作業。 現場では鈴木棟梁が取り付けの作業を行います。 現場と作業場で大工たちの仕事が連動していきます。 息の合うのはいつも一緒に仕事をしている大工たちならではですね。 外部でも終盤戦の作業が進みます。 玄関の外では、コンクリートのたたきの設置作業。 型枠を組み、鉄筋を並べてコンクリートを打設する準備です。 コンクリートを入れ、表面を均して仕上げて行きます。 乾燥し、型枠を剥がした後にタイルを張る作業がスタート。 濃いグレーのタイルを張って行きます。 勝手口にもポーチコンクリートを作ります。 こうして内部外部とも終盤戦の作業ですね。 現場では、いよいよ終盤戦の内装作業が本格的に始まりました。 大工たちは、収納の棚掛けや和室の造作、家具の製作作業など。 内装はクロス貼りの作業が進みます。 いよいよ完成も近づいてきましたね。 先祖が建て、大事に使ってきた古い家。 その古い家を解体して建て替えるのではなく、構造を生かして改修する工事。 使いやすい住宅へと直す事で建物はさらに寿命を延ばしていきます。 今回も古い構造を残し、一部を補修しつつ改修作業を進めます。 そんな改修工事にはやはり腕のいい大工の存在が重要です。 古い構造を見て直し、無垢の木を生かしたデザインを施工できる技術が大事。 今回もそんな大工の技術を活かした改修工事となります。 現場の進行をお楽しみに!
by iwaizawa
| 2016-02-23 04:31
| 現場日記~古民家再生~
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