岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2016年 03月 07日
盛岡市山王町で進む住宅の建て替え工事の現場。
今回も、構造として地元岩手県産木材をたくさん使い、仕上にもいろんな樹種の広葉樹を使った家づくりとなります。 作業場で進めてきた刻みの作業も終了し、いよいよ現場での建て方作業がスタートです。 建て方作業は、これまで1つ1つの部材だった木を組み合わせ、住宅という立体に変化させていく作業。 大工作業の中でも最も華のある作業ですね。 今日は、屋根の下地を作っていく過程をご紹介。 通常の住宅とは少し違う作り方の屋根です。 そんな作業の様子をお伝えします。 構造部分の組み上げ作業が進み、登り梁に化粧板を張る作業。 登り梁の上から唐松の羽目板を打ち付けて行きます。 この板が下の吹き抜けから見える事になります。 板の上から気密シートを施工。 先張りした壁側のシートと連結し、連続した気密層を確保しつつ作業を進めます。 この段階で下から見上げると登り梁と羽目板がいい感じです。 どちらも岩手県産唐松材を使用。 屋根では作業がどんどん進みます。 気密シートの上に下地を作っていきます。 この上に母屋を掛けていきます。 軒先部分は、太い母屋が取り付けられます。 このように建物から母屋が飛び出る作り。 今回の建物は軒の出がかなり大きくなります。 屋根を支える母屋もしっかりと独特な作り方で形成。 気密層と母屋の間に断熱材を入れて行きます。 使用するのは、高性能グラスウールのアクリア。 100mmの断熱材を3重に入れます。 合計300mmの断熱層を確保しました。 母屋の上に垂木を流していきます。 これが直接の屋根の下地となります。 垂木の上に野地合板を敷きます。 いつもは野地板を使いますが、今回は構想耐力の補助として構造用合板となりました。 すっきりとした片流れの屋根が見えてきました。 軒先の納まりはこんな風になりました。 軒のでは1.5m。 かなり深い軒の出ですね。 軒先からみる断熱材。 登り梁の上の屋根裏空間にしっかりと納まっていますね。 野地合板の上にルーフィングが敷かさりました。 ここまで来ると一安心ですね。 多少の雨でも問題ありません。 建て方作業も雨に当たらず無事に終了です。 現場での建て方作業が順調に進んでいます。 建て方作業は大工の仕事の中で一番好きな作業です。 山から切り出した木材が建物という立体へと変化する工程ですね。 今回は、構造本体から屋根の作業へと進む工程でした。 そしてその作業は棟梁が取り仕切って進んで行きます。 弊社の仕事では、やはり棟梁が重要です。 墨付けから刻み、建て方の指示とすべての工程を管理するのがその役目です。 そんな棟梁が建てる地元の木を使った住宅建築が進んでいます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2016-03-07 04:29
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||