岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2016年 10月 24日
親世帯の住宅と子世帯の住宅をつなぐ渡り廊下。
弊社で新築させていただいた際に施工した渡り廊下を改修する工事が始まりました。 長年使用する事で使いにくい部分もあり、今回問題点を解消するための工事となります。 工事もいよいよ完成しました。 そんな渡り廊下改修工事の様子をお伝えします。 弊社作業場では格子建具の製作が進んでいました。 巾も高さも1間の大きな建具。 重いので吊り戸として作っています。 格子は巾広の杉板を使用しています。 建具下部には、溝が掘ってありますね。 ここがガイドにはまり建具が安定して走る仕組み。 ここまで出来れば現場での設置作業へと進みます。 現場での設置作業。 格子が横になるように設置しています。 隙間を開けているのは風の影響を防ぐためです。 建具の上部はハンガーレールと戸車で吊ってあります。 重い建具も軽い力で開け閉め出来ますね。 建具の下部にはこんな金物が設置。 建具下部の溝に入って建具が前後に動かないように固定。 ガイドとなっています。 母屋側の勝手口ドアも交換済み。 このドアの交換が今回の改修のきっかけでした。 大人も子供も不自由なく出入り出来る高さを確保できました。 渡り廊下の内側から格子建具を見るとこんな感じ。 渡り廊下全体を木で構成しているのでいい雰囲気です。 正面から見るとこうなりました。 古い木部はいい具合に灰色になってます。 今回の改修で新しく作り直した木部はまだ新しい木の色。 だんだん月日が経過すると古い部分と同じように灰色に変化していきます。 工事が完了した渡り廊下の全景。 冬場の暴風時にはかなりいい効果が期待できますね。 建具を開けるとこんな雰囲気です。 夏場は開け放ち、風が抜けるようになります。 程よくつながりを保つ渡り廊下、いい雰囲気に改修できました。 住宅もそうですが、何年か住むことで不具合が生じる事もあります。 小さな不具合を解消する事で住みやすくなりこともありますね。 今回も新築時には問題にならなかった部分が少しずつ問題になり、解消する事に。 そしてそんなリフォームもちょっとだけ手を掛けることで雰囲気のいい改修工事になります。 大工の技術をしっかり生かしたリフォーム工事、いいと思います。
by iwaizawa
| 2016-10-24 05:10
| 現場日記~リフォーム~
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