岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 02月 02日
盛岡市山岸で進行中の住宅新築の現場がいよいよ完成しました。
小さな住宅ですが、お施主様のイメージを大事に計画してきた建物になります。 内装、外装とも木をふんだんに使用しとても楽しい建物。 もちろん木材は地元盛岡市産材をたくさん使用し、大工がしっかりと技術を生かした造りとなりました。 完成写真の続きをアップしますね。 すっきりときれいなLDKです。 栗の曲りが大きな吹き抜け空間を支える構造です。 地元岩手県そして盛岡市の木をふんだんに使用しています。 大工の技術を生かした仕上げです。 リビングの曲り梁の端にはこんなものが。 鉄のパイプを加工して作ってあります。 これは懸垂用の金具。 旦那さんが普段家でもトレーニング出来るようにと設置しました。 こんなことにも対応できます。 キッチンはステンレス製のオーダーキッチン。 下部の収納は大工が製作しています。 表面の木の部分はもちろん地元岩手の木を使用し仕上げてあります。 金属と木の組み合わせもいいですね~。 下部収納部分は引き出しになっています。 お施主様とは入れるものを想定して引き出しの高さを考えています。 奥行きも50cmとかなり大き目な引き出しになっています。 自由に作れるのがオーダーキッチンのいいところですね。 洗面台も大工の造作で仕上げています。 シンプルに鏡の脇に収納棚を設置。 陶器製の四角いシンプルな洗面台を使用しています。 こちらはトイレ内部の小さな収納。 空間を邪魔しないように三角形の棚になってます。 こちらもお施主様のアイデアを元に作っています。 リビングにはこんな長い壁面収納を設置。 長さは4.5mあります。 テレビ台を兼ねてリビングの収納として設置しています。 扉は杉の小割材を使って大工が作りました。 こちらもデザインはお施主様。 お施主様のアイデアを生かしつつ仕上げて行きます。 2階の廊下は唐松の床板をヘリンボーン張りに仕上げています。 床も張り方を変えるだけで雰囲気がガラッと変わります。 唐松の床板でこの張り方は初めての挑戦でした。 袰岩棟梁、苦労しながら張りましたがとってもきれいな仕上がりです。 2階の部屋は天井が屋根の勾配に合わせて斜めに仕上がってます。 少し低めの天井が程よい空間を作っています。 奥の窓は巾の広い大きな窓。 2階で唯一布団の干せる窓として設置しました。 窓の外にはこんな手すりを設置。 鉄製のパイプを加工して作ってあります。 布団やタオルケット、毛布などを掛けて干せるように作ってあります。 特徴的な外観を形成する外壁の杉板。 岩手県産の杉板を大工たちが加工し、クリアの防腐塗装を施しています。 工業製品とは違い、1枚1枚に表情がありますね。 経年変化でだんだんと灰色に変化していくと思います。 何年経っても味わいのある外観を作ってくると思います。 一際目立つ外観に仕上がりました。 まわりの建物と全然違う雰囲気です。 何年か経過しても古さが心地よく感じられる建物を目指して計画してきました。 経年変化が楽しみです。 お施主様とはイメージを何度も話し合い、考えてきた住宅が完成。 最初にひらめいた印象を大事に仕上げに生かしてきました。 小さいけど大きな印象を与える特徴的な外観。 室内もすっきりシンプルな中に楽しい仕上がりがたくさんあります。 そんな個性的な住宅がまた1棟完成しました。
by iwaizawa
| 2017-02-02 03:49
| 現場日記~住宅新築~
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