岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 03月 11日
大工工事が進むフルリフォームの現場。
盛岡市山岸の中津川に近い場所。 今回は、中古住宅を購入しての全面的な改修工事となります。 既存の基礎と構造の一部を利用し、減築と増築を伴った大規模な改修工事です。 2階の窓からは盛岡の中心部を流れる清流中津川もとてもきれいに見えます。 この眺望を最大限生かした住宅として再生します。 現場では大工の下地工事が本格的に進んでいます。 ぞんな現場の様子をお伝えしていきます。 大工たちの下地作業が続く現場。 2階のリビングでは、勾配天井の下地も出来上がり断熱材入れの作業が進みます。 サッシの取付も進み、窓からは周囲の様子を伺うことが出来るようになりました。 下地作業が続くこの段階ではたくさんの下地に木が見えていますね。 木造住宅はたくさんの木材を使用します。 地元の山の木を地元の建物に使用する大事な循環の一部を見る事が出来ます。 1階では天井の下地作業が進んでいます。 床から1mほどの位置に足場を組み、野縁で天井下地の木組みを作ります。 とにかく木だらけの現場です。 天井下地が出来上がると一部石膏ボード張りも始まりました。 平らな天井面が出来てくると一気に部屋の雰囲気が見えてきます。 外周部ではサッシ周りの防水処理が進行。 屋根上からは冬の川原の様子が見えます。 建物内からは遮るものが無くこの川原が庭のように見えるはず。 夏には緑いっぱいの川原が楽しめますね。 そんな想像をしてしまう風景です。 作業場では造作部材の加工作業が進んでいました。 リビングに建てる丸柱を加工するのは田村大工。 和室の床柱「磨き丸太」の表面を削りあっさりした仕上がりに仕上げて行きます。 白く細いみの丸い柱が出来てきました。 無いモノは自分たちで作る!という気持ちでお施主様の要望に応えています。 弊社作業場では外壁に使用する杉板の塗装作業も進行中。 先に塗装する事でしっかりムラ無く塗装できます。 また、木と木の合わせ目もしっかり塗装できるので安心ですね。 左が未塗装、右が塗装済み。 色が付くだけで全然雰囲気が変わりますね。 延々と塗装作業が続きます。 田村大工が続いて作業するのは、玄関の上り框。 床板のナラに合わせてナラの框を加工していました。 古いナラの梁から框材をとり、虫穴や割れを補修しながら仕上げて行きます。 カンナを掛けるととてもいい顔のナラになりました! 新しい材とは違い、年数の経過したナラ特融に深い色合いです。 こんな玄関框がお出迎えする玄関となります。 古い構造と新しい構造が混在し、そこに地元の木をたくさん使った仕上げを施していきます。 外壁の仕上げのも今回ご紹介した大工の手作業での杉板張り仕上を採用していただきました。 手作業でしか作る事が出来ない雰囲気というものがあります。 そんな素材たちを生かした建物へと改修工事が進みます。 そして何といっても目の前の中津川の川原を庭のように見る事の出来る立地を生かした窓の配置も楽しみです。 大工たちの技術を生かし、そこに地元の素材を使って仕上げるリフォーム工事です。 どんな建物に生まれ変わるのか今から楽しみです! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-03-11 04:43
| 現場日記~リフォーム~
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