岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 04月 27日
大工工事が進むフルリフォームの現場。
盛岡市山岸の中津川に近い場所。 今回は、中古住宅を購入しての全面的な改修工事となります。 既存の基礎と構造の一部を利用し、減築と増築を伴った大規模な改修工事です。 2階の窓からは盛岡の中心部を流れる清流中津川もとてもきれいに見えます。 この眺望を最大限生かした住宅として再生します。 現場では外壁張りや内部の造作作業が進んでいます。 そんな現場の様子をお伝えしていきます。 外壁の杉板張りが進む現場。 階段室の四角い窓周りも張り進みました。 こちらの窓は栗材で大工が作った窓。 いい雰囲気です。 4か所のガラス面のうち1か所は開く窓。 そこに設置する建具はこちらです。 同じ栗材で作った四角い窓が取り付けられます。 右下の場場所へ取付作業中ですね。 建具を製作・設置するのは秋田の建具屋斎藤木工さん。 きれいに納まりそうです。 階段の笠木部分も仕上がってきました。 ナラ材を薄く加工し、角をR加工しています。 薄くシャープなようで少し優しい印象の笠木です。 細かな納まりですが大事なディテールです。 外部では軒天井の下地作業も進みます。 塗り壁との取り合いもあり、先行して軒天井を仕上げて行きます。 2階のベランダまわりも天井下地と壁の下地が進行中。 リビングから大きな窓を挟んで中津川の川原をつなぐ役目のベランダ。 ここの仕上がりも今回の施工で重要な部分になりますね。 鈴木棟梁が取り組んできた和室も出来上がってきました。 茶室のような設えの小さな和室。 あえて特殊な木材は使用せず、落ち着いた雰囲気に仕上げて行きます。 弊社作業場では造作家具の施工が進んでいます。 太田大工が手にしているのはオニグルミの天板。 これから造作家具の天板へと加工していきます。 まずは素材の状態を入念にチェックしていきます。 まずは天板を平らに直す作業。 万能機を使い、少しずつ削り平らな面を作っていきます。 何度も何度も削り、根気の要る作業です。 きれいに仕上がってきたオニグルミの天板。 ここから剥ぎ合わせて予定の寸法の天板へと加工していきます。 もちろん手の触れる部分に使用する予定。 家具の仕上がりも楽しみです。 下舘大工が造作家具の製作を担当。 シナベニヤを使って家具の下台を製作中。 組み上がるとこんな風に出来て行きます。 箱を作り、引き出しや建具を取り付けて仕上がります。 こうした家具の上に先ほど加工していたクルミの天板が載る予定。 家具の引き出し設置も進みます。 スライドするレールを取付、そこに引き出しの本体を組み込みます。 引出しが全部出てくるように長さを調整して仕上げて行きます。 現場では、外壁の仕上げ作業や内部の造作作業が進みます。 作業場では造作家具の製作も進み始めました。 下地中心の作業内容から仕上げに係る作業へと大工の仕事も変わってきました。 今回の建物、窓や家具も大工たちが作っていきます。 どんな建物に仕上がるのか楽しみです。 もちろんそんな空間を仕上げて行くのは地元岩手、盛岡の木。 そして大工の技術がしっかりと生かされています。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-04-27 04:52
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