岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 06月 15日
花巻市で進む住宅新築の現場です。
いつも通り地元岩手県産木材をふんだんに使用し、大工の技術を生かした家づくり。 今回は建物内にバイク用のガレージを設置します。 外観も楽しみな仕上がりがたくさんあり、今から歓声が楽しみです。 そんな作業の様子をお伝えしていきます。 弊社作業場では大工たちの刻みの作業が進行中。 桁材や梁、柱などたくさんの木材が詰まれている様子。 これらすべてが岩手県産の木材となります。 唐松の桁材を刻むのは棟梁の藤澤大工。 唐松は強度の強い特性があり、梁材として使うととても丈夫です。 少し赤身掛かった木肌が特徴です。 ヒノキの土台を刻んでいるのは、田村大工と袰岩大工。 ヒノキは薄いピンク色の木肌に赤い節が特徴。 そしてヒノキ特有の強い匂いがしますね。 この匂いが腐食や蟻害に強い特徴となります。 袰岩大工がノミで仕口を刻み中。 腰掛鎌継ぎという継ぎ手を作っています。 木材は長さが決まっているのでこうして継ぎ手を作って繋いでいくことで大きな建物を構成していきます。 大工たちの技術はこの継ぎ手を作る事も大事になります。 田村大工も仕口の加工中。 ノミで桁材の繋ぎ部分を作っていますね。 唐松は強度があると同時に硬い木でもあり、加工は大変です。 丸山大工は梁の仕口を刻んでいますね。 梁材も強度の高い唐松を使用しています。 梁は上に荷重がかかる部分に使用するので、荷重の大きさで梁成(梁の高さ)が変わります。 どこに荷重がかかるかは大工の棟梁の判断」となります。 現場では基礎工事が進行中。 ベースコンクリート打設の後は基礎立上り部の型枠設置作業です。 型枠が並び建物の大きさが分かるようになってきました。 型枠が組み上がると再びコンクリートの打設作業。 コンクリートポンプ車とミキサー車がやってきます。 ポンプ車のホースでコンクリートを流し込む作業がスタートです。 コンクリートを流しながら振動を加えて空気を出す作業、コンクリートの高さを決める作業、天端をコテで均す作業とたくさんの工程を一気に進めて行きます。 養生期間を経て型枠を解体するとコンクリートの基礎が出てきます。 基礎内部の埋め戻し作業には、玉石も使用しました。 次は基礎の内部の土間コンクリートの準備作業となります。 内部土間の準備と同時に水道配管の敷設作業も行います。 屋外には排水管を敷設し地面をきれいに整地する作業も並行して行います。 まずは弊社作業場での大工の墨付け刻みの作業と現場での基礎工事が進んで行きます。 今回の建物も地元の木を使い、技術のしっかりした大工が建てるという基本は変わりません。 そこにお施主様の要望をしっかり取り入れ、楽しい家づくりにしていきます。 そんな住宅新築の工事が花巻で進んでいます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-06-15 04:54
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