岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 06月 27日
盛岡市向中野の新しい住宅地の中で施工が進む現場。
今回の住宅も設計はオオツカヨウ建築設計さんです。 コンパクトで暖かく地元の木材にこだわったいい建物になります。 新しい分譲地での仕事は弊社では珍しい事ですね。 大工の刻みと基礎工事が完了し、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んでいます。 そんな現場の様子をお伝えしていきます。 建て方作業の工程がが2階へと進みます。 1階と同様にまずは柱立ての作業。 2階の床下地を作ってからの作業ですので安全に作業が進みますね。 柱の上部に桁材や梁を掛けて行きます。 すべて地元盛岡市産木材を使用しています。 地元の木が建物の骨格を構成していきます。 構造がしっかり組み上がりました。 すっきりときれいな構造体です。 道路側から見ると建物全体がこんな雰囲気です。 総2階のシンプルな構造ですね。 建物の強度的にも強く、断熱性能や気密性能も確保しやすい合理的な建物となっています。 2階の構造が組み上がり、構造材接合部の金物補強の作業が始まりました。 四角い構造に斜め方向に木が入りました。 これは火打ち梁と言って水平構面の強度を確保するための大事な構造部材。 弊社では出来るだけ構造材と同じ唐松材で火打ち梁を作っています。 2階の構造の上に母屋を載せる作業が始まりました。 母屋とは屋根を支える構造材の事。 ここから屋根の下地工事へと工程が進んで行きます。 母屋の上に垂木が掛かります。 垂木は母屋と直行方向に取り付けられ、屋根を直接支える部分になりますね。 母屋や垂木は唐松材を使用しています。 垂木の上に野地板を張る作業が始まりました。 厚さ12mmの唐松の板を垂木の上に並べて留め付けて行きます。 たくさん並んだ野地板をくぎ打ち機で留めて行く作業。 とにかくたくさん釘を打つので大変です。 こうして屋根面の下地が出来て行きます。 垂木の側面に小さな垂木を取付。 軒の出のほとんどない構造なので、壁から屋根への通気を確保出来るように考慮しながら屋根を作っていきます。 2階の床から屋根を見上げるとこんな感じです。 柱以外はすべて唐松材で出来ています。 すべて地元盛岡で産出された唐松材を使用しています。 屋根の形まで出来上がってきました。 この形になるまでおおよそ2日間。 無事に上棟です! 現場での建て方作業が順調に進んでいます。 これまで作業場で進めてきた構造材の刻み作業が現地で建物へと変わっていく作業。 線と線が組み合わさり立体へと変わる工程です。 いつもですがドキドキする感覚がありますね。 今回の建物も地元の木を使い、大工の技術を生かした建物になります。 そこに設計士さんのデザインと断熱性能が加わり、いい住宅になります。 そんな家づくりが少しづつ進んで行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-06-27 04:22
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