岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 07月 22日
仕上の作業がが進むフルリフォームの現場「中津川を臨む家」。
盛岡市山岸の中津川にとても近い場所。 今回は、中古住宅を購入しての全面的な改修工事が進行中。 既存の基礎と構造の一部を利用し、減築と増築を伴った大規模な改修工事です。 2階の窓からは盛岡の中心部を流れる清流中津川もとてもきれいに見えます。 この眺望を最大限生かした住宅として再生します。 現場では車庫などの外構工事が進行中です。 そんな現場の様子をお伝えしていきます。 現場では車庫部分の工事が進行中。 完成した土間コンクリートとの高さを計測中の鈴木棟梁。 住宅とは違い現場合わせの部分が多いのがこうした外構工事です。 今回も難しい納まりが多い工事となりそうです。 作業場に戻って墨付けを行う鈴木棟梁。 梁材を前にじっくり考え中。 車庫の高さを確保しつつ、柱をなるべく減らし、屋根勾配を緩く計画。 お施主様のイメージに近づくように構造を考えます。 構造材の刻みがスタート。 車庫部分も岩手県産の唐松材で構成します。 棟梁が刻みを行っていきます。 刻みの終わった柱の根元部分。 住宅とは違う加工が施されていますね。 ここにはこのようなボックス型の柱受け金物を設置します。 土やコンクリートに木が直接接しないように金物を使用します。 塗装作業も始まりました。 鈴木棟梁が塗装しているのは屋根下地の野地合板ですね。 防虫防腐効果のある屋外用の塗料を使用し、弊社作業場で塗装を行います。 乾燥中の野地合板。 この合板も素材は岩手県産材。 表面に見えているのは赤松です。 屋根下地もきれいに仕上がりますね。 刻んだ構造材もこのように塗装を行いました。 しっかり乾燥させてから現場へと搬入します。 現場での建て方作業がスタート。 重い梁材も手作業で組んで行きます。 施工は鈴木棟梁、田村大工、畠山大工の3人ですね。 梁材が掛かった後は、梁と梁を繋ぐ桁を掛けて行きます。 こうして構造材同士が組み合わさる事でだんだん揺れなくなってきます。 梁の上に垂木が載りました。 唐松の梁と垂木で屋根全体を支える構造となります。 屋根下地の野地合板が張られました。 いい構造ですね~。 住居部分にくっつくように車庫が出来てきました。 外観も住宅のみの時とはだいぶ変わってきますね。 凹凸の大きな住宅になるべく低いフォルムの車庫がいい感じです。 完成が楽しみですね。 外構工事が進行中。 車庫もお施主様のイメージに合わせて施工を行います。 屋根の勾配や柱の位置、梁の掛け方など難しい納まりが多い施工です。 棟梁としっかり打合せし、施工方法を検討しながら作業を進めて行きます。 住宅だけでなく、外構工事も大工の技術がしっかりと生かされて行きます。 完成が楽しみです!
by iwaizawa
| 2017-07-22 04:36
| 現場日記~リフォーム~
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