岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 08月 09日
現在進行中の住宅新築の現場「南大通りの家」。
今回も設計はオオツカヨウ建築設計さんです。 盛岡市中心部の江戸から続く街並みのなか、その雰囲気を壊すことなく高性能の住宅が建つことになります。 元々長屋が建っていた敷地ですので間口が狭く奥行きがとっても長い独特の敷地形状。 その敷地形状を生かした建物を計画し、そこに大工の技術を生かした木のぬくもりを加えて行きます。 高性能の住宅を作る上でもやはり難敵なのが敷地の狭さ・・・。 大工の知恵と工夫で乗り越えて施工を進めて行きます! 弊社作業場では大工の墨付けと刻みの作業が進行中。 田村棟梁は、赤松の化粧梁をカンナ掛け。 コチラは木目のきれいな赤松の梁をリビングに表しで使用します。 赤松のカンナくずは白くてきれいですね~。 こうして大工が木材の1本1本を丁寧に仕上げて行きます。 そして棟梁はすべての木材に目を通るのが大事な仕事になります。 カンナ掛けをしている赤松を見ながら話をする大塚設計士も楽しそうですね。 いい木材を大工が加工する姿は見ていても飽きませんね。 田村棟梁、続けて墨付けの作業。 ヒノキの土台に墨付けを行います。 こうしてすべての木材に墨付けするのが棟梁の仕事となります。 現場では基礎工事が進みます。 配筋作業を終えて、ベース枠に断熱材を張り付ける作業。 断熱性能を高める為行う初めての作業です。 雨の中でしたがしっかりとと作業を進めます。 ベースコンクリートの打設作業。 隣接地の駐車場をお借りしてポンプ車とミキサー車を入れて作業を行いました。 細長い敷地なのでコンクリートの打設作業も大変です。 ベース枠にコンクリートを流し込み、バイブレーターで振動を加えます。 鉄筋とコンクリートがしっかりと密着し、強度が出るように施工を進めて行きます。 最後は高さを合わせながらベースの天端を均す作業。 木コテを使い表面を少しだけザラザラに仕上げて行きます。 次の工程の立上り部分との接合性を高める効果もあります。 ベースコンクリート打設の翌日は型枠を搬入。 基礎の立上り部分の準備に入ります。 鋼製型枠を組み立てて行きます。 建物の大きさが徐々に分かるようになってきました。 基礎外周部には100mmの断熱材を入れます。 型枠の内側に断熱材を入れて固定する作業になります。 型枠組みの作業が完了です。 次は再びコンクリート打設の作業へと進みます。 弊社作業場では、大工による墨付けと刻みの作業が進んで行きます。 地元の木を使った職人の技術を生かした建物になります。 現場では基礎工事が進行中ですね。 現場と作業場で同時に作業が進み工事全体が少しずつ前に進んでいます。 今回の建物は街中の準防火地域の制約のなか高性能な家づくりを計画しています。 そこに大工の技術を生かし、地元の木を使うことで気持ちのいい建物になっていくと思います。 立ちはだかるのはやはり敷地の狭さ。 設計段階から作業工程や資材の長さ、大きさまで考慮しないと施工が進みません。 何度も設計士さんと協議しながら施工を進めて行きます。 どんな建物が出来て行くのか楽しみです!
by iwaizawa
| 2017-08-09 05:01
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