岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 11月 20日
盛岡市内で進む住宅新築の現場「S-COURT]。
設計は「オオツカヨウ建築設計」さんです。 盛岡市中心部の間口が狭く奥行きの長い古い敷地にその敷地形状を以下した住宅を建てます。 街中の防火の規制の厳しい地域にありながら優れた断熱性能と技術のしっかりした大工の木造が融合した建物になる予定です。 そんな新築工事の様子をお伝えしていきます。 弊社作業場では大工の刻みも終了しました。 小瀬川棟梁と袰岩大工で付け流しの作業。 付け流しとは、刻みを終えた構造材のチェック作業です。 仮組みし、仕口の形状や位置を確認し、手直しする作業です。 このように構造材を仮組みしつなげていきます。 大工の木組みの図面「図板」を見ながらスケールや尺杖を使って仕口を確認し、終わると再びバラバラに戻します。 現場での建て方時の作業をスムーズに進めるためにこうした確認作業をしっかりと行います。 こちらは刻みと付け流しを終えた大梁たちですね。 今回の建物は平屋部分に大空間を作るため、大きな唐松の集成梁を使用しています。 こうした材もすべて付け流しの作業を行い、現場へと搬入されて行きます。 土台や桁材、柱や母屋など刻みと付け流しを終えた構造材が現場搬入の準備を終えて待機中。 構造材は、トラックに積み込みやすいようPPバンドで一定量でまとめておきます。 そのまま2tトラックやクレーン付トラックに積み込み現場へと搬入します。 こちらはネダレス合板という構造用合板の一種。 建て方時に2階の床下地として敷き、作業の安全対策にも一役買う合板。 これも柱位置などに合わせて刻みを行っておきます。 弊社作業場で進めてきた建て方の準備もほぼ完了ですね。 現場では土間コンクリート打設の準備。 断熱材を敷いた土間下地の上にワイヤーメッシュという鉄筋を敷く作業。 敷地奥側から撮影していますが、奥行きがありますね~。 土間コンクリートの打設作業も大変そうです(汗) 土間コンクリートの打設作業がスタート。 赤い車両がポンプ車。 ポンプ車をなるべく奥まで入れ、手前にミキサー車が入りコンクリートを供給。 すごい量のコンクリートを流し込んで行きます。 ブームの長いポンプ車ですが、この建物の奥側までは届きません・・・。 ホースを繋いで奥までコンクリートを運びます。 ホースをつないだり、外したりとかなり大変なコンクリート打設作業です。 一番奥側の土間から順にコンクリートを流していきます。 適量のコンクリートを入れたら、平らに均す作業。 こうして手作業で基礎工事が進んで行きます。 だんだん道路側までコンクリート打設が進み、ポンプ車のブームも折りたたみながら作業。 これでほぼ土間コンクリートの打設作業が終了。 奥行きの長~い建物はコンクリートの打設もかなりの難工事になりますね。 出来上がった基礎のまわりに足場を組んで行きます。 これで建て方の準備の準備も完了ですね。 コンクリート打設と同様に建て方時の大工たちも大変そうです。 クレーン車も一番奥までは届かないはず・・・。 奥側の建て方はすべて人力での作業となりそうです。 こちらはおまけの写真。 刻みを行っている時に弊社作業場で見つけました。 葉っぱ?でもこの時期に枯れ葉というのも変だな~と思いよ~く見ると・・・。 蛾ですね。 あまりのカモフラージュのうまさに脱帽です。 こんな面白い昆虫もいるのが弊社の作業場。 今年は熊も出ましたし、カモシカもでました。 自然がいっぱいの弊社作業場の話題でした。 弊社作業場では大工の刻みがほぼ完了しました。 刻みの様子はお施主様にも見学いただきながら進めました。 現代の家づくりでは職人たちの仕事を見る事があまりありません。 ご自分の家を作る職人を見て、その素材となる木材も見て、家づくりの工程もしっかりと記憶に残しつつ作業を進めて行きます。 そして、現場では基礎工事も終了し、足場を組んでの建て方準備も進んでいます。 施工は難しいのですが素敵なデザインの建物が計画されています。 そしてデザインだけでなく、住宅の性能もしっかりしていて大工の技術がしっかりと生きる建物に仕上げて行きます。 「デザイン、性能、技術」3者がバランス良く融合する住宅新築、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-11-20 04:54
| 現場日記~住宅新築~
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