岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 01月 11日
盛岡市上田で始まった新しいプロジェクトです。
地元岩手県産木材をふんだんに使ったアパートの新築工事。 立地をしっかり考え、お施主様と入居ターゲットを絞り、間取りを検討してきました。 単身者向けの1LDKの4世帯の長屋式のアパートとなります。 もちろん構造材から仕上げの床板までしっかりと地元の木を使って作り上げて行きます。 それでは作業の様子をお伝えしていきます。 大工仕事のスタートは図板を作る作業から。 棟梁は藤澤大工が努めます。 紙の図面を見ながらベニヤ板に木組みの構造を書き込む作業。 棟梁の大事な仕事ですね。 弊社作業場には構造材が入荷してきました。 トラックで次々運ばれてくる構造材の山。 まずは弊社作業場の外にある屋根の下で荷受けします。 荷受けした構造材は、作業場内部が空き次第中に入れます。 この時期、刻みの作業が混みあっているため、前の現場の刻みが終わって室内が空いてからの搬入となります。 作業場内に搬入した構造材は、藤澤棟梁が墨付けを行っていきます。 棟梁が柱や土台、梁や桁などすべての構造材の墨付けを行います。 1本1本の木を見て、どこに使うかを決めて行くのは棟梁の大事な仕事になります。 まず墨付けの終わったのはヒノキの土台です。 薄いピンク色の木肌と赤い節、ヒノキ独特の香りが特徴です。 ヒノキは、年数が経過するほど強度を増していく事、腐食に強く、蟻害にも強い事から土台には最適の木材です。 ただし、岩手県では伐採量が少ないので、主には他県産のヒノキを使用します。 現場では基礎工事の前に地鎮祭を執り行いました。 桜山神社さんに来ていただき、お祓いしてもらいました。 神様に工事の安全とこの建物の繁栄をしっかりと御祈願いただき、工事開始です。 まずは基礎工事の指針となる遣り方出しの作業。 藤澤棟梁と竹田作業員で施工を進めています。 遣り方は、何もない更地に建物の正確な位置を出し、基礎の高さを決める作業となります。 棟梁も現場の状況を確認し、工事を進める際の参考にしていきます。 基礎工事が始まりました。 まずは重機を搬入し、基礎を作る部分を掘る作業。 先ほどの遣り方を基準に掘る深さを調整しながら掘り進めて行きます。 重機と人が組んで高さと通りを確認しながら根掘り作業を進めて行きます。 遣り方出しの指針は基礎工事のとっても大事な役目となります。 根掘りした溝には砕石を入れて行きます。 現場にはトラックで砕石をどんどん搬入していきます。 予め予想した量の砕石をまずは山積みにします。 根掘り作業と並行して砕石をどんどん入れて行きます。 こうして建物を支える地面の掘削と下地となる砕石敷きの作業が進んで行きます。 砕石を敷き終えるとしっかりと締め固めます。 その後は基礎の骨となる鉄筋を並べる作業です。 遣り方を基準に建物の基礎の形状に合わせて鉄筋が並んでいきます。 鉄筋のまわりに木枠を組んで行きます。 これは、ベース枠というモノ。 基礎の底盤を幅広く作り、建物の荷重を下地の砕石と土に伝える役割を担います。 新しいプロジェクトが始動し始めました。 まずは、弊社の大工の墨付け作業と現場での基礎工事からスタートです。 今回の建物は集合住宅ですが、素材である木材にはしっかりとこだわり、地元の木を使っていきます。 仕上となる床板にももちろん無垢の木を使用します。 地元の木と使い、地元の大工がしっかりと技術を生かした集合住宅です。 工事の様子を順次お伝えしていきます。 不動産情報の大手athomeさんで入居の募集も始まりました。 入居にご興味の方はこちらもご覧ください。
by iwaizawa
| 2018-01-11 05:04
| 現場日記~アパート~
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