岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 02月 10日
少し前に八幡平市のお客様から依頼があり、古い板でテーブルが作れないかと。
古い板といってもいろんな種類があるのでイメージを伺ってから製作する事になりました。 どうやらアルプスやペルーの山小屋にありそうなとってもシンプルなテーブルのよう。 そんな古材のテーブル製作のお話しです。 こんなイメージという雑誌の切り抜きを頂きました。 左側の長いテーブルがイメージに近いようです。 薄い板材に脚の付いたシンプルなイメージ。 板の反り具合や色合いが古さを感じますね~。 アンティークショップなどではかなり高価に取引されそうな雰囲気です。 早速弊社作業場で太田大工と古材の板を物色。 見つけた古いセイロの板材をテーブルの寸法にくっつけてみました。 なかなか味のあるいい雰囲気。 お客様に画像をお見せしてこれで行くことにしました。 古いセイロに使われていた赤松の板。 当然カンナなどで仕上げておらず武骨なイメージの板を剥ぎ合わせてテーブルの寸法に仕上げて行きます。 すでにかなりの風合いがありますね。 剥ぎ合わせた板に脚を付けるとテーブルが完成。 いい感じに仕上がりました。 板材の表面はこんな感じです。 木挽きが板を挽く際に出来るノコの跡が見えていますね。 この板は江戸から大正にかけて製材された赤松だと思われます。 早速お客様の家へ配達。 まずはガレージに入れて納品しました。 春にはお家のどこかに配置されていい雰囲気で使われるはず。 その時にも見に行かないといけませんね~。 配達した八幡平の家は、こんな積雪。 盛岡とは全然違いますね~。 春が待ち遠しいテーブルの納品でした。 珍しい古材を使ったテーブル製作のご依頼でした。 弊社に在庫している古材を使い、大工が技術を生かして製作。 今回もいい勉強になりました。 今回製作したような古めかしいテーブルはアンティークショップなどでは、かなり高額なようですね。 すっかり古いモノではありませんが、古材で作った家具もなかなかの風合いです。 弊社でこれまで作った古材を利用した家具を少しだけご紹介。 こちらは弊社で2011年に施工させていただいた遠野の「要」さんの下足入れ。 こちらは古民家の床板を下足入れの蓋に使用しました。 古材ならではの風合いがぴったりですね。 こちらは2017年に施工させていただいた桜山の「ななしの庵」さんの吊戸棚。 古い古民家で使用していた建具を再利用して作りました。 年月が経過する事でしか作り出せない風合いがいいですね~。 これまでもいろんな古材で家具を作ってきました。 この先どんな依頼が来るのか楽しみでもあります! そんな古材を使ったテーブル製作のお話しでした。
by iwaizawa
| 2018-02-10 04:59
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