岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 04月 07日
盛岡市上堂で進む住宅新築の現場「上堂の家」。
この住宅も設計は、「オオツカヨウ建築設計」さま、施工は弊社というタッグで進む現場になります。 コンパクトな建物ながら1階は回遊性のある面白い間取りの住宅になりそうです。 設計士が計画する高性能な住宅性能と弊社の大工たちの木工技術がマッチして進む家づくりが進んでいます。 もちろん使う木材は地元盛岡の山から伐採された木材たちです。 その木材たちを使った建物構造が現地で組み上がる「建て方」の工程が無事に終わり、大工の下地の作業が進んでいます。 地元の木・地元の大工の技術・設計士の住宅計画が融合した家づくりの様子を紹介していきます。 建物外周部では、外壁張りの作業が始まりました。 防水透湿シートと外壁胴縁が設置された状態の上から外壁材を取り付けていきます。 南面はまだ施工が進んでいませんが、いよいよ外観がガラッと変わってきます。 足場の養生シートの間からチラッと見える東面は、外壁材の設置が進んでいました。 縦張りの金属サイディングが張られていますね。 白い縦縞のスパンサイディングがいい感じです。 こんな感じに張り進んでいます。 縦張りの外壁材なので、下地の胴縁は横方向に設置。 胴縁には下から上へと空気が流れるように溝が掘られているのが分かりますね。 外壁材は、1枚が40cmほどの製品を端から順序よくはめ込んで固定して行きます。 軒天井との取り合い部分、建物の出隅部分は役物と呼ぶ後付けの金物で化粧する仕組みです。 専用の部材を固定するための下地の金物を先行して取付け、その上に外壁材を張って行きます。 きれいに仕上げるためにいろんな仕掛けを施しながら外壁張りが進みます。 サッシまわりはこんな感じに張り進みます。 サッシの外周にも専用の下地金物を取り付けてきれいに仕上げて行きます。 今回の建物では、サッシとサッシの間の部分を少しデザインして施工します。 この木の部分はこの後外壁材では無いモノで仕上げます。 南面も外壁張りが進みいい感じに仕上ってきました。 縦張りのスパンサイディングはとってもスマートな仕上がり。 黒いサッシがキリっと浮き出る感じがいいですね。 外壁張りが進む間に内部では、気密施工が中心に作業が進んで行きます。 建物外周側の面に張られた緑色の気密シート。 室内の空気が、外周部の壁内に入らないようにシートを張り、隙間をテープで密着させていきます。 コンセントもこうした気密処理を施して気密を確保していきます。 隙間を極力なくして、換気扇での計画的な換気を行えるように設計しています。 エアコン設置用の穴や換気扇の貫通穴もパイプを通してから気密テープで処理して行きます。 建物の中と外を貫通する設備配管や電線などをしっかり処理する事で建物の気密性能がぐんと上がります。 換気扇の配管が外部に向けて貫通していますね。 このダクト貫通部も気密処理をしっかりと行います。 気密シートを貫通パイプをテープを使って密着させていきます。 石膏ボードを張るとこんな仕上がりですね。 気密シートの施工、貫通部の処理、壁の下地という風に順序よく施工が進んで行きます。 1階の洗面所の天井裏に黒い機器が設置されました。 この機械は換気扇ですね。 1台で何ヵ所かの換気を行える換気扇を天井に固定しています。 固定を終えた換気扇にはダクトを接続して行きます。 ダクトの設置、電気配線を終えると天井の下地が行われて行きます。 1階と2階の間の空間にスマートに納まった換気扇ですね。 こうした設備機器の設置もこの下地の段階で進めて行きます。 2階では気密の施工もほぼ完了しています。 壁と天井を連続して気密シートで被う施工が終わっていますね。 ここまで施工が進むと屋外の音もほとんど聞こえてこない状況になります。 天井に断熱材が施工されました。 気密シートに何ヵ所か穴を空けて断熱材を吹き込みます。 隙間なく充填されたグラスウール断熱材。 室内と天井裏の熱の移動を抑える役目を担います。 2階では気密施工と断熱施工がほぼ完了です。 この後な内部の仕上げの工程が進む事になりますね。 室内作業も順調に進んでいます。 何もなかった現場に基礎ができ、建物が立ち上がって行く建て方の工程が完了し、大工たちは下地の作業を進めて行きます。 木組みが立ち上がって行く迫力ある作業ではありませんが、建物の強度や断熱性能に関わる地味で大事な工程が進んで行きます。 弊社では、大工の棟梁が中心に木組みの構造を組み上げて、続く下地の作業も進めて行きます。 大工の棟梁は木組みから断熱・気密施工まで何でも出来る多能工でもありますね。 寒くて雪の多い冬でも大工が進める家づくりが進行中です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-04-07 05:20
| 現場日記~住宅新築~
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