岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2007年 09月 02日
いつも現場の話ばかりですが、たまには、現場以外の大工の話も紹介します。
大工職人は、現代のデジタルの時代の中で数少ないアナログな仕事です。 デジタルとは、1か0ですべての物事を判断していきますね! 大工のアナログは、1本1本違う木の特製を考慮し、判断する仕事。 いい意味でアナログな職業と言えます。 カンナの刃磨ぎ。 今はこのカンナの刃も替え刃式が出てきました。 でも当社では替え刃禁止。 新人のころから磨ぎの技術も覚えさせます。 木の種類でも刃の角度など変えないとカンナがのりません。 こういうアナログな部分を大事にしていきたいですね。 これは、4枚引き戸の枠材。 2枚の杉板をはぎ合わせています。 建具の枠材は、よれ対策のためなるべく節のない木材を使用しますが、幅広の木で節なしはあまりありません。 そのため必要とあらばはぎ合わせてつくります。 これは、センの天板を電気カンナかけしているところ。 おおまかに平らにするところまでは電動工具の力を借ります。 でも、これも結構難しいものです。 カンナかけの様子。 センの木は、広葉樹のなかでは、カンナを掛けやすい木です。 見習いの小瀬川もがんばっています。 結構カンナくずも薄くキレイに仕上がりました。 こうして少しづつ大工の基礎が出来ていきます。 カンナの刃を調整中。 これが難しく、何度も失敗して経験しないと覚えていけません。 ちなみにこの天板は、ケヤキ。 洗面台になる予定です。 ベテランの村松さん。 天板の耳をノミでキレイに仕上げています。 最近は、木の形を生かした仕上げを好まれるお客様が増えてきて、真っ直ぐな木より曲った木が人気です。 でも、大工には不人気、手間が掛かりますからね。 量産型の住宅にはない、良さを大工の仕事は秘めています。 これからもこのような家作りを心がけていき、大工が作る家を残していきたいですね! 今回は、当社の作業場の様子をお伝えしました。 現場作業だけでなく、いろいろなところで大工は仕事をしています。 その都度またお伝えして行こうと思っています。 お楽しみに!
by iwaizawa
| 2007-09-02 10:02
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