岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2008年 10月 27日
年末には見学会を予定している滝沢村の現場です。
盛岡市の木材をふんだんに使った住宅です。 岩手県産材という指定ならば余裕で材料を集められますが、盛岡市産材という指定はかなり難しい試みでした。 しかも、産地も詳しく分かる材料(盛岡市〇〇地区産)ばかりです。 今回は、かなり斬新な木材集めでした。 建築金物の施工。 土台(栗)、柱(杉)、筋交い(唐松)、この三者を金物で固定しています。 地震に強い家作りを心がけます。 内部では間柱入れの作業です。 間柱とは、構造体である柱と柱の間に入れる木材のとこです。 羽柄材といわれる木材。 主に丸太の外側の柔らかい部分から採ります。 続いて防水透湿シート貼りです。 上から下にシートを貼っていきます。 このシートは優れもの。 水は通さず湿気は通すというもの。 すばらしい! 続いて屋内の床の施工。 床下の断熱材を押さえるための木材並べています。 この現場は、グラスウール断熱材を150mm施工します。 下地をしっかり施工して長い年月断熱性能を保てるようにしています。 下地ができたらまずは100mmの断熱材を敷き詰めます。 その上に根太という木材を並べてまた断熱材を入れます。 こうして150mmの断熱層を取ります。 そして現在の外観。 防水透湿シートの前面張りの外観です。 屋根だけがわずかに違う色、、。 これはこれで面白い外観ですねー。 現場は順調に進行中です。 盛岡の木をふんだんに使った家作り。 最近食品で話題になっている産地証明の要素もありますね。 どこで育った木を、、誰が伐採して、、誰が製材した物を、、どの大工が墨付けし、、どの大工が刻みを行い、、どの大工が組み上げしていくか、、。 そのほとんどをこの家は知ることが出来ます。 全然違う地域の木でも家は出来ます。 でも、近くの場所、近くの人間が手を掛けた住宅はやはり思い入れが違ってくるような気がします。 こんなスタンスの家作りもいかがですか?
by iwaizawa
| 2008-10-27 19:15
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