岩井沢工務所の現場日記
2024-03-19T05:10:17+09:00
iwaizawa
岩手県盛岡市にある岩井沢工務所です。日々の仕事の様子をお伝え致します。
Excite Blog
雫石 Rem Remake Furniture 様工房ファサード改修工事 完了しました!
http://iwaizawa.exblog.jp/33906620/
2024-03-19T05:10:00+09:00
2024-03-19T05:10:17+09:00
2024-03-19T05:10:17+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
移転の際には、新しく工房となる古い倉庫の内部で改修工事を行いました。
今回は、その古い倉庫だった建物のファサードを工房らしい顔へと変化させる工事を行いした。
完成したファサードの様子をご紹介したいと思います。
元のシャッター部分に入口とガラスを配置。
建物の形は変えず、グレーの塗り壁材で粗く仕上げた外観です。
コンセプトは、経年変化です。
少しずつ変わっていく建物の表情を楽しむ仕上がりです。
塗り壁材はこの質感。
左官職人の荒々しい手作業を残して終わっています。
単調な倉庫の建物が風合いのある建物へと変化しました!
入口建具は、蔵戸ですね。
昭和に入ってから作られたのかな?
表面にはボロボロのトタン板が張ってあります。
この錆びた鉄板が壁の質感にピッタリをはまります。
蔵戸を同じ大きさ・左右対称の位置にガラス面を配置しています。
コチラはショーウィンドウ的な意味合いも持つ明り取りのガラス窓。
室内側からガラス窓を見るとこんな雰囲気。
薄暗い店内を明るくしてくれる開口部が輝いて見えますね。
ガラスの縁の部分も無くし、壁にぽっかりと空いた開口部が印象的です。
古い倉庫だった建物がアンティーク家具のリメーク工房へ変わりました。
内部の改装とファサード改装を終えて、いよいよ工房の完成形が見えてきました。
古く味わいのある家具を扱う工房がとても素敵なお店に変化しました。
そしてこの後も少しずつ味わいを増していくお店として整備されました!
4月にはイベントも開催予定との事。
イベント情報は、またこのブログでもご紹介しますね。
まずは工事の完成おめでとうございます!]]>
とおの屋「要」様 レストラン新築工事 大工工事進行中。
http://iwaizawa.exblog.jp/33902100/
2024-03-18T04:12:00+09:00
2024-03-18T04:12:49+09:00
2024-03-18T04:12:49+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。
新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。
「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中!
ケヤキの据付作業、建物構造の建て方作業と進んできました。
建て方も無事に終わり、古材を使った構造もとっても良い雰囲気です!
大工たちは続いて下地の作業へと取り掛かり、屋根では瓦葺きの作業が始まります。
通常の建物とは現場の雰囲気が全然違いますね。
どんな建物が出来るのか、今からワクワクします!
古い瓦を使った屋根ふきが進む現場。
時間の経過でしか出てこないこの風合い良いですね~。
建物全体はこんな雰囲気。
古瓦が建物の雰囲気を決める大きな要素になります。
瓦の留め方も現代とは違います。
瓦1枚1枚を銅線で屋根に固定していきます。
1枚1枚微妙に形状にバラツキがある昔の瓦ならではの固定方法です。
そしてこの形状のバラツキはが独特の雰囲気を生みます。
時折降る雪に悩まされつつ瓦職人の仕事が進みます。
屋根の頂点「棟」まで葺き進みました。
とても良い雰囲気に仕上がりそうです。
建物内部では、古材の化粧梁の固定作業が進んでいます。
昔の茅葺屋根の合掌材を高い位置に固定しています。
独特の古材の雰囲気を生かした内装も少しずつ仕上がっていきます。
下から見上げるとこんな感じ。
斜めに配置された合掌材、しかも真っすぐではなく曲がった材を配置しています。
現代の真っすぐな角材で作る建物とは全然違う雰囲気が漂いますね。
建て方を終えた現場では、古い瓦を使った屋根葺きの作業と大工の古材の設置作業が進行中です。
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。
農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。
その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。
先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。
今度は、巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業も無事に終わりました。
新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。
どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
]]>
緑と暮らす家 完成写真②
http://iwaizawa.exblog.jp/33901414/
2024-03-17T13:59:00+09:00
2024-03-17T13:59:53+09:00
2024-03-17T13:59:53+09:00
iwaizawa
現場日記~住宅新築~
何回かに分けて完成写真をご紹介していきます。
住宅新築プロジェクト「緑と暮らす家」は、オオツカヨウ建築設計さんの設計と弊社の大工のタッグで進めてきました。
お施主様がこれまで住んできた建物を解体し、建て替えるというプロジェクト。
敷地内には、お施主様がこれまで時間をかけ作りあげてきた素敵な庭がありました。
木々や花々がさりげなく配置され、仰々しさのない、植物が生き生きとしている素敵な庭。
この庭を残し、今までのように緑を愛でる暮らしをしていただくような住宅を大塚設計士が計画しました。
そして弊社の大工たちが地元の木を使って作り上げた住宅が出来上がりました。
落ち着いた雰囲気のリビング。
玄関までのアプローチも木々で溢れています。
リビングからお庭がきれいに見えていますね。
とても素敵な建物に仕上がりました!
この後も少しずつ完成写真を紹介していきます!]]>
弊社事務所裏の紅梅 開花が進みました。
http://iwaizawa.exblog.jp/33900511/
2024-03-16T17:47:00+09:00
2024-03-16T17:47:16+09:00
2024-03-16T17:47:16+09:00
iwaizawa
いろんな話
3月に入り季節が逆戻りし冬のような寒さが続き、開花は足踏みでした。
そして3月13日にその紅梅が咲きました!
昨年は3月15日に開花したので昨年より2日早い開花でした。
その後また寒い日が続き、開花は足踏み状態・・・・。
今日、久しぶりに晴れて開花が3輪まで進みました。
しっかりと咲いた梅の花。
弊社の梅はしっかりとした紅梅ですね。
今日の盛岡は快晴の一日でした!
気温はそんなに上がりませんでしたが、気持ちの良いお天気でしたね!
開花を待つ蕾のたくさん待機しています。
明日はもっと咲くのかな~?
そんな春の気配が近づく盛岡の近況でした!]]>
「砂子の家」 進行中です。
http://iwaizawa.exblog.jp/33899662/
2024-03-16T05:04:00+09:00
2024-03-16T05:04:51+09:00
2024-03-16T05:04:51+09:00
iwaizawa
現場日記~住宅新築~
設計は「オオツカヨウ建築設計」様、施工は岩井沢工務所というタッグで進めて行きます。
田園地帯の真ん中、雑木林に囲まれたとっても気持ちの良い土地で仕事です。
地元の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした建築を進めていきます。
花巻市で始まった住宅新築プロジェクト「砂子の家」。
設計は「オオツカヨウ建築設計」様、施工は岩井沢工務所というタッグで進めて行きます。
田園地帯の真ん中、雑木林に囲まれたとっても気持ちの良い土地で仕事です。
基礎工事が進む現場です。
とっても気持ちの良い景色の中、建物の基礎となる部分が土地の中にポツッと現れました。
敷地が広く、小さな基礎に見えますが、実はかなりの大きさです。
弊社作業場では、大工たちの墨付け・刻みの作業が進行中。
そしてこの木材の山・・・・。
こんな木に囲まれて大工たちが仕事を進めています。
棟梁を務める坂本大工が墨付けを担当。
「墨付け」は、木材に木組みの仕口を加工する為の線引きを行い、番付を記す作業です。
番付は、「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」を使います。
現代の仕事で「いろはにほへと」を使うのはこの仕事だけかなあ?
まあ、それほど昔から変わらない仕事という事になりますね。
墨付けと同時に刻みの作業も進みます。
田村大工が行っているのが「穴掘り」です。
角ノミという四角い穴を空けるドリルの付いた機械で角材に四角い穴を掘る作業です。
堀口大工は、繋ぎと呼ぶ桁と桁の間に入る短い材料を加工中ですね。
唐松の梁材を加工中の堀口大工。
唐松は地元岩手県産材ですね。
地元の木を使って家づくりの根幹部分が進みます。
墨付けを終え刻みを待つ梁材たち。
コチラは登り梁ですね。
たくさんの木に囲まれて大工たちの仕事が進んでいます。
田園地帯の雑木林に囲まれた敷地にピッタリの家になりそうです。
地元の木を使い、大工の技術と経験を生かした家づくりが進行中。
工事が進む「砂子の家」の現場の様子です。
清々しい景色の田園地帯の真ん中で基礎工事が進んでいます。
程よい雑木林が囲む古くからの田園地帯は居るだけで気持ちが良いですね。
そして弊社作業場では、昔ながらの大工の技術を生かした建物構造の墨付・刻みの作業が進んでいます。
使う素材はもちろん地元岩手の木材たちです!
そんな場所で地元の木を使い、大工がその技術を生かしての建築が進み始めめています!
]]>
桜山神社様 御社殿改修工事 進行中
http://iwaizawa.exblog.jp/33894481/
2024-03-14T06:59:00+09:00
2024-03-14T06:59:00+09:00
2024-03-14T06:59:00+09:00
iwaizawa
現場日記~リフォーム~
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。
明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。
今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。
歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。
そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。
現場では、社殿の床下の大引きを掛け替える作業が進んでいます。
そんな現場での施工の様子を紹介していきます。
改修工事が進む神社の本殿内部。
床をいったん解体し、古い構造を利用しつつ新しい床下地を作るという改修を進めています。
こんな本殿はこの先ずっと見る事は無いと思います。
新しい床下地が元の床よりだいぶ下がった事が分かりますね。
おおよそ50cmほど床が下がっています。
老若男女多くの方が参拝しやすい社殿を目指して改修が進みます。
一方、弊社作業場ではケヤキの大黒柱の加工作業が進んでいます。
袰岩大工がケヤキの柱に載って鋸を振るいます。
昔ながらの手ノコで切断作業中。
ケヤキの大黒柱の仕口が見えてきました。
「金輪継ぎ」という継手が出来てきました。
大黒柱の根元に栗材を継ぎ足す為の仕口ですね。
ノミと木槌で仕口を削る袰岩大工。
硬いケヤキの木は、削るのがかなりの労力です。
木槌を何度も振るって、少しずつ削っていきます。
大工らしい仕事ですね。
加工の途中で袰岩大工に話を聞くとこの笑顔。
「刻みの作業がとっても大変!」と話し顔が笑顔です(笑)
もちろん大変な作業ですが、大工としてはやりがいのある仕事ですね。
こちらでは、丸柱の加工作業。
四角いケヤキの角材を丸く加工する作業が進んでいます。
角材の角を取り少しずつ丸に近づけていきます。
丸っぽい柱がどんどん出来上がっていきます。
丸くなると何だか柔らかそうに見えますが、素材はケヤキ・・・・。
めっちゃ硬い丸柱の元ですね。
さらに電気カンナで角を取り、丸柱に近づいていきます。
丸柱の加工担当は、ベテラン下舘大工です。
現場では、大引きに根太が掛かり始めました。
たくさんの木が組み合わさって床組みを形成していく様子が分かりますね。
社殿の床の改修作業がどんどん進んでいます。
古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。
そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。
解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。
こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。
そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。
続きをお楽しみに!
]]>
弊社事務所裏の紅梅 咲きました!
http://iwaizawa.exblog.jp/33893872/
2024-03-13T16:00:00+09:00
2024-03-13T16:00:04+09:00
2024-03-13T16:00:04+09:00
iwaizawa
いろんな話
3月に入り季節が逆戻りし冬のような寒さが続き、開花は足踏みでした。
そして今日、その紅梅が咲きました!
昨年は3月15日に開花したので昨年より2日早い開花ですね。
3月下旬に開花する事が多かった紅梅なのでたぶん最速記録かな?って思います。
咲いたのは、この一輪だけでした。
真っ赤な梅の花は、春の生命力の強さを感じますね!
実は、2月下旬の時にはノーマークだった蕾でした。
こちらはあと一歩の梅の花。
2月下旬から先送だった蕾(つぼみ)です。
コチラはもうすぐ開花ですね。
蕾の膨らんだ梅の木。
あと1週間もすれば一斉に開花するかなあ?
そんな春の気配が近づく盛岡の近況でした!]]>
雫石 Rem Remake Furniture 様工房ファサード改修工事 進行中!
http://iwaizawa.exblog.jp/33893248/
2024-03-13T05:32:00+09:00
2024-03-13T05:32:18+09:00
2024-03-13T05:32:18+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
移転の際には、新しく工房となる古い倉庫の内部で改修工事を行いました。
今回は、その古い倉庫だった建物のファサードを工房らしい顔へと変化させる工事を行います。
どんなファサードが出来上がるか・・・今から楽しみです!
改修工事中の店内。
新たな壁の塗装も終わり、少しずつショールームの雰囲気が出てきました。
良い雰囲気ですね。
元のシャッター部分の新しい壁。
古い蔵戸とガラスの設置が終わり、壁の下地処理が進んでいます。
足場を掛けてさらに塗り壁の施工が進みます。
シャッターの新しい壁に続き、上部のパラペット部分の施工を進めて行きます。
パラペット部分は、古いサイディング張りの壁面でした。
そこにシーラーを塗り、ファーバーメッシュを貼り込み、左官職人が塗り壁の下地材を塗っていきます。
塗りたての壁面。
薄っすらと元のサイディングの壁面が見えていますね。
塗り壁材で平滑に塗っても乾燥の過程で下地が少しだけ見えてしまいます。
そのまま気にせず塗り進めます。
ファサード全体がグレー色の塗り壁で覆われていきます。
乾燥途中で下地の模様も目立たなくなり、とっても良い雰囲気に変わっていきます。
だんだん新しいお店の顔が出来ていきます!
ファサード改修の施工が進みます。
古い家具のリメークを行う工房のお店の顔となる部分の施工です。
少しずつ工房の顔の部分が出来上がってきました!
弊社はいつものように地元の木材、そして大工の技術と経験を生かした仕事でお店の顔を作っていきます。
続きをお楽しみに!]]>
とおの屋「要」様 レストラン新築工事 大工工事進行中。
http://iwaizawa.exblog.jp/33890689/
2024-03-12T04:19:00+09:00
2024-03-12T04:19:21+09:00
2024-03-12T04:19:21+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
今回施工する建物も遠野のオーベルジュ同様、他には無い様な特殊な建物を計画しています。
新しく建てる建物ですが、新しくは見えない建物を建築する計画です。
「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんと打合せを重ねながら作り上げていく現場が進行中!
ケヤキの据付作業、建物構造の建て方作業と進んできました。
建て方も無事に終わり、古材を使った構造もとっても良い雰囲気です!
大工たちは続いて下地の作業へと取り掛かり、屋根では瓦葺きの作業が始まります。
通常の建物とは現場の雰囲気が全然違いますね。
どんな建物が出来るのか、今からワクワクします!
建て方作業が終わり、古材を使った構造体が組み上がった現場の内部。
大工たちは建物外周部の間柱という羽柄材の設置作業を進めて行きます。
この段階では、建物はすべて木材に囲まれています。
木造建物の素晴らしい景色が見られる現場ですね!
建物構造に古材を組み込んだ雰囲気が良いですね。
100年以上前の古材を現代の新しい木材が囲むように配置されています。
新しい木材はすべて地元岩手・盛岡の木ですね。
地元で育った木材がこのレストランを支える構造体として活躍しています。
建物外周を囲うように間柱を取り付けると、一部をシートで覆いつつ、耐力面材の施工も進みます。
耐力面材は、建物構造を面で支える優れた製品ですね。
耐震性を確保するとともに、火災にも強い建物を形成してくれます。
建物の外観はこんな感じです。
建物の形状がほぼ見えてきて、少しずつ外周部の壁が出来ている状態ですね。
シンプルな切り妻屋根の形状が良い雰囲気です。
屋根上では瓦葺きの準備が始まりました。
瓦桟という木を取り付けて、瓦の荷揚げ作業が進んでいます。
気付きました?瓦はとっても古びていますね。
古瓦を使用しています。
屋根面はこんな感じで瓦葺きの準備が進みます。
ベテランの瓦葺き職人さんが瓦の取付を担当。
現代の瓦とは違う銅線を使った瓦の固定方法です。
瓦1枚1枚を丁寧に取り付けて行きます。
古瓦が並び始めました。
とっても良い雰囲気ですね。
100年以上前の瓦が新しい建物の屋根に載っていきます。
この雰囲気は、新しい瓦には出せませんね。
建て方を終えた現場では、大工の下地作りの工程と屋根の瓦葺きの作業が進行中です。
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」の店主「要太郎」さんは、お米を栽培する農家でもあり、料理人でもあります。
農業も料理も素材を扱う現場を大事にし、その奥深くを探求する性格の店主。
その店主と共に新しい建物もその素材をとても大事に考えて選んでいます。
先日紹介した素材探しから始まったプロジェクト。
今度は、巨大なケヤキの丸太を現地に据付け、続いて建物本体を組み上げる建て方作業も無事に終わりました。
新しい建物ではありますが、ほとんど新しくは見えないというちょっと変わった建物の建築が進行中です。
どんな建物が出来ていくのか今からワクワクします!
]]>
「砂子の家」 進行中です。
http://iwaizawa.exblog.jp/33888050/
2024-03-11T04:41:00+09:00
2024-03-11T04:41:51+09:00
2024-03-11T04:41:15+09:00
iwaizawa
現場日記~住宅新築~
設計は「オオツカヨウ建築設計」様、施工は岩井沢工務所というタッグで進めて行きます。
田園地帯の真ん中、雑木林に囲まれたとっても気持ちの良い土地で仕事です。
地元の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした建築を進めていきます。
花巻市で始まった住宅新築プロジェクト「砂子の家」。
設計は「オオツカヨウ建築設計」様、施工は岩井沢工務所というタッグで進めて行きます。
田園地帯の真ん中、雑木林に囲まれたとっても気持ちの良い土地で仕事です。
弊社作業場で進む構造材の準備風景。
木材に囲まれたこの空間で大工棟梁が墨付けの作業を進めています。
建物を構成する構造材たち。
素材は、岩手県産の唐松材たちですね。
唐松は、曲げ強度が針葉樹の中では高く、主に梁材として寝せて使う構造材です。
製材をお願いしている坂東木材さんから製材中の写真も届きました。
唐松の丸太から梁材を挽く製材の様子が分かります。
太い唐松の丸太を製材機で挽くとこんな木目が見えてきます。
製材を進めるとこんな梁材が採れてきます。
ほとんど節の無いきれいな木目の唐松の化粧梁となります。
私たち大工仕事の前に製材所さんが良い仕事をしてくれるので、とても良い素材を使って大工仕事が進められますね。
製材所で作られた唐松の梁材を墨付けするのが棟梁を務める坂本大工。
経験豊富なベテランの大工が地元産の木材を建物の構造として使う事になります。
こうして良い素材と職人の技術で家づくりが進んでいきます。
一方の現地では、基礎工事が進行中。
田舎の静かな土地ですが、工事車両で混みあっていますね・・・。
たまたま道路工事と弊社の基礎工事が重なり、トラックだらけの現場です・・・。
据え付けた基礎の型枠にコンクリートを流し込む作業が進んでいます。
鋼製の型枠の間にポンプを使って太いホースでドロドロのコンクリートを流し込みます。
コンクリートが乾燥して固まると型枠を外します。
基礎の全景が見えてきました。
外周部には白い断熱材が張り付けられています。
建物の基礎のまわりを断熱材を覆って高断熱の家づくりを進めています。
工事が進む「砂子の家」の現場の様子です。
清々しい景色の田園地帯の真ん中で基礎工事が進んでいます。
程よい雑木林が囲む古くからの田園地帯は居るだけで気持ちが良いですね。
そして弊社作業場では、昔ながらの大工の技術を生かした建物構造の墨付け作業が始まりました。
使う素材はもちろん地元岩手の木材たちです!
そんな場所で地元の木を使い、大工がその技術を生かしての建築が進み始めめています!
]]>
緑と暮らす家 完成写真!
http://iwaizawa.exblog.jp/33886784/
2024-03-10T05:36:00+09:00
2024-03-10T05:36:56+09:00
2024-03-10T05:36:56+09:00
iwaizawa
現場日記~住宅新築~
何回かに分けて完成写真をご紹介していきます。
住宅新築プロジェクト「緑と暮らす家」は、オオツカヨウ建築設計さんの設計と弊社の大工のタッグで進めてきました。
お施主様がこれまで住んできた建物を解体し、建て替えるというプロジェクト。
敷地内には、お施主様がこれまで時間をかけ作りあげてきた素敵な庭がありました。
木々や花々がさりげなく配置され、仰々しさのない、植物が生き生きとしている素敵な庭。
この庭を残し、今までのように緑を愛でる暮らしをしていただくような住宅を大塚設計士が計画しました。
アプローチ。
お庭の緑があふれていますね。
庭と共生する住宅には、大きな木製の開口部があります。
存在感抜群の窓が印象的です。
落ち着いた雰囲気のリビング空間。
この後も数回に分けてご紹介していきます!
]]>
2024 今冬の屋根緑化の推移
http://iwaizawa.exblog.jp/33885789/
2024-03-09T05:06:00+09:00
2024-03-09T05:06:58+09:00
2024-03-09T05:06:58+09:00
iwaizawa
いろんな話
そんな昨年末から現在までの屋根緑化の状況を見ると今年の冬の様子が見えてきます。
2023年11月23日 屋根に雪無し
2023年11月29日 ようやく初雪?少し雪が積もりました。
2023年11月30日 結構積もっています。
初冬は結構雪があったんですね~。
2023年12月12日 屋根の雪がすべて無くなりました。
2024年1月8日 正月を越しても雪は無し・・・・。
この辺りで異常気象を感じ始めました・・・・。
2024年1月15日 ようやく積雪確認。
いつもの冬に戻るかな?
2024年2月10日 積雪無し・・・・。
盛岡市内で2月上旬に雪が全然ないのは、私の記憶にはほとんどありません。
2024年2月24日 少しだけ積雪
2024年3月3日 一気に積もりました。
2024年3月7日 一気に積もった雪も解けていきます。
2024年3月8日 屋根の雪はほぼ無くなりました。
2024年3月4日の紅梅。
そろそろ咲きそうな紅梅の蕾に雪が積もりました。
今年は、最速の開花となりそうです。
こうして定点観測している屋根緑化の様子を通して、昨年からの異常気象が見えてきます。
もうすぐ春、今年の春はどんな春になるのかなあ?]]>
床バレエ教室「Ballet Studio Vision」様 開設工事 進行中!
http://iwaizawa.exblog.jp/33883642/
2024-03-08T04:45:00+09:00
2024-03-08T04:45:59+09:00
2024-03-08T04:45:59+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
「Ballet Studio Vision」様は、岩手県で唯一の床バレエの教室です。
既存の大きな平屋ガレージの上にバレエ教室を作るという建築的にはかなり難しい工事を計画しています。
既存のガレージを造る木構造をしっかり把握し、その構造の上に新たな構造を足す作業は、通常の新築工事とは全然違うプロセスを踏みながら工事が進みます。
やはり大工の技術と経験が重要になってくる難しい施工となります。
そんなバレエ教室開設までの工事の様子をご紹介していきます。
ガレージ内部では、2階建てへの増築に向けて構造補強の作業。
外部では、2階へ上がる為の階段部分の基礎工事が進んでいます。
足場が掛かりました。
ここから屋根上で構造改修の準備の工程が始まります。
図板を作成する畠山棟梁。
紙の建築図面を元に大工の木組みの図面を作成します。
この図板を元に現場での改修準備を進めて行きます。
現場では屋根の雪下ろしの作業が始まりました。
みんなで屋根の雪下ろしを進めます。
少し日が当たると屋根の雪は解けていきます。
この大きな屋根の上に新しいバレエ教室が載る事になります。
なかなか想像できませんね。
屋根の一部を切断して、内部の構造を表す作業が始まりました。
既存のガレージの木構造は、プレカットによる金物接合の構造体です。
その上に私たち大工の作る木組みの構造を載せる事になります。
屋根の真ん中でもトタンを切断し、内部の建物構造を表しています。
屋根面より少し下に桁材が見えています。
ベイマツの金物工法の構造体がありました。
ベイマツの構造体の上に新しい桁を載せています。
新しく増築するバレエ教室の土台となる桁を先行して入れていきます。
この桁材は、岩手県産の唐松材です。
先行して行う構造改修の準備を終えると、一旦屋根の穴を塞ぎます。
防水性の高いシートを張り、気密テープで屋根にしっかりと貼り付けていきます。
屋根のアチコチに穴が空いていますね。
柱の立つ部分すべてにこのような穴が空きました。
現場の準備を終えると、弊社作業場で構造材の墨付け作業が始まります。
「墨付け」とは、建物を構成する構造材に大工の棟梁が番付を振り、加工する為の線引きを行う作業の事です。
「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」で構造材に住所を付け、構造材には接合部の仕口を加工する大事な工程ですね。
畠山棟梁は、じっくりと図板を眺め、これからの墨付け作業の準備を行います。
墨付け作業が始まりました。
まずは、バレエ教室の大空間を支える登り梁の墨付けですね。
長さ6m梁成45cmの唐松集成材に加工する為の線引きを行います。
既存の平屋のガレージにバレエ教室を増築するというプロジェクトが進んでいます。
今回の工事では、平屋の状態でまずは建物の構造の補強を進め2階が載っても大丈夫な構造を1階部分に作ります。
屋根上では、増築を行うための構造の調査と土台作りの工程が進みます。
並行して2階に上がる階段部分の基礎工事を進め、準備が整ったら2階の構造を増設するという工程でプロジェクトが進みます。
岩手県産の木材と技術と経験豊富な大工による増築工事が進行中です!
バレエ教室の詳細はこちらをチェックしてください。
]]>
桜山神社様 御社殿改修工事 進行中
http://iwaizawa.exblog.jp/33879860/
2024-03-07T04:34:00+09:00
2024-03-07T04:34:35+09:00
2024-03-07T04:34:35+09:00
iwaizawa
現場日記~リフォーム~
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。
明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。
今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。
歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。
そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。
現場では、社殿の床下の大引きを掛け替える作業が進んでいます。
そんな現場での施工の様子を紹介していきます。
神社の中でも最も古い明治期の拝殿の床下地が改修されています。
巨大な床梁を掛け替えて位置を下げ、その上にヒノキの新しい大引きを掛ける作業が進んでいます。
古いねずみ色の古材とまだ真新しいヒノキの芯材がコラボしています。
ヒノキの大引きはそのまま昭和初期に造営された社殿側へと続いていきます。
新旧合わさった大きな拝殿の床を一体にしつつ、全体の位置を下げるという改修作業が見えてきました。
弊社の大工たちもここまで作業が進むといろいろと先が見えてきます。
現場作業と並行して大黒柱の掛け替え準備が進む弊社の作業場。
大きな栗の柱を加工する袰岩大工。
ケヤキの大黒柱の根元に接合する栗材の仕口は、「金輪継ぎ」のようです。
隣で加工を進めるベテラン鈴木大工。
コチラももう一本の大黒柱の栗材を加工しています。
大工と比べるとその材の太さが凄い事が分かりますね。
チームで一番の若手立花大工は、ケヤキの大黒柱の加工を開始。
デッカイ電動の丸のこで仕口を切断中です。
大黒柱のケヤキの木目がキレイ!
大きな材の加工には、大きな刃物が必要になります。
一般住宅の仕事では、ほとんど見る事の無い大きな丸ノコ。
豪快にケヤキを切断していきます!
袰岩大工の栗の金輪継ぎも加工が進みます。
大きな「金輪継ぎ」の仕口が見えてきました。
とっても接合強度の高い「金輪継ぎ」、現代の大工仕事ではほとんど見かけなくなりました。
弊社のベテラン大工たちは、見事に加工していきます。
この技術も次世代へと受け継ぐ事が大事ですね。
下舘大工は、ベニヤ板にコンパスで円を書いています。
何をしているのかな?
神社の丸い柱を作る為の型を製作中ですね。
学校の勉強で使ったことがあるコンパス・・・・大工仕事で使うんですね。
現場では、新しいヒノキの大引き掛けの作業が順調に進みます。
大きな拝殿全体の床がフラットになり、少し低い位置に出来上がっていきます。
解体→土間コン打設→床梁の掛け替え→新しいヒノキの大引き掛け
と工程が進んできました。
拝殿の床組みの改修作業が進む現場と大黒柱の掛け替えの準備を進めている作業場の様子を紹介しました。
古い建物の状況を見ると、やはり長い年月建物を支える土台の部分には、シロアリに強い樹種(栗・ヒノキ)を選ぶ事が大事です。
昔の大工たちから伝わる技術と伝承をしっかり守りつつ改修の作業が進んでいきます。
その作業には、若い大工たちも参加させ、その技術・伝承を伝えて行く事が大事ですね。
社殿の床の改修作業がどんどん進んでいます。
古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。
そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。
解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。
こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。
そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。
続きをお楽しみに!
]]>
雫石 Rem Remake Furniture 様工房ファサード改修工事 進行中!
http://iwaizawa.exblog.jp/33878656/
2024-03-06T04:10:00+09:00
2024-03-06T04:10:23+09:00
2024-03-06T04:10:23+09:00
iwaizawa
現場日記~店舗~
移転の際には、新しく工房となる古い倉庫の内部で改修工事を行いました。
今回は、その古い倉庫だった建物のファサードを工房らしい顔へと変化させる工事を行います。
どんなファサードが出来上がるか・・・今から楽しみです!
これまでただの開口部だったシャッターの内側に新たに作った壁。
古い蔵戸を取付け、周りを塗り壁の下地となるボードを張りました。
向かって右側の開口部には大きなガラスが設置予定です。
下地のラスカットパネルの上から軽量モルタル塗る左官職人さん。
左官工事は、田沢湖の柴田左官工業さんに担当してもらいました。
まずは、凸凹のラスカットパネルがモルタルで平らに仕上がっていきます。
モルタルグレーに平らに仕上がる壁面。
よ~く見ると職人さんのコテむらが見えています。
スパっと平滑に仕上げられる職人さんですが、わざとコテむらが残るように施工をお願いしています。
良い雰囲気。
モルタル壁と古い蔵戸。
とっても合いますね。
時間が経つ事でしか出てこない味わいと職人の仕事が見事に融合しています。
左官仕事から数日経過した工房のファサード。
モルタルの壁が乾燥し始め、グレー色がだいぶ薄くなってきました。
乾燥にもバラツキがあり、色合いも一定ではありませんね。
これでイイ!
蔵戸と反対側の開口部には、ガラスが入りました。
白い壁とガラスの開口部がとっても良い雰囲気ですね。
工房のショーウィンドウ的な意味合いも持っています。
工房内部から見た古い蔵戸。
壁が白く仕上がると存在感が増していきます。
年月が経過する事で経年変化してきた木の色合いが白い壁でさらに強調されて見えてきます。
この戸がすでにアンティーク工房の商品のようですね。
キリっとクリアな開口部のガラス。
ペアガラスを入れているので断熱性も備えています。
少しくらい工房内から見ると外の景色がくっきりと見えてきます。
これまでのシャッターがあった工房から全然違う新しい景色が見え始めました。
ファサード改修の施工が進みます。
古い家具のリメークを行う工房のお店の顔となる部分の施工です。
少しずつ工房の顔の部分が出来上がってきました!
弊社はいつものように地元の木材、そして大工の技術と経験を生かした仕事でお店の顔を作っていきます。
続きをお楽しみに!]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/