岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2024年 03月 10日
2022年に竣工した「緑と暮らす家」の完成写真が弊社に届きました。
何回かに分けて完成写真をご紹介していきます。 住宅新築プロジェクト「緑と暮らす家」は、オオツカヨウ建築設計さんの設計と弊社の大工のタッグで進めてきました。 お施主様がこれまで住んできた建物を解体し、建て替えるというプロジェクト。 敷地内には、お施主様がこれまで時間をかけ作りあげてきた素敵な庭がありました。 木々や花々がさりげなく配置され、仰々しさのない、植物が生き生きとしている素敵な庭。 この庭を残し、今までのように緑を愛でる暮らしをしていただくような住宅を大塚設計士が計画しました。 お庭の緑があふれていますね。 存在感抜群の窓が印象的です。 この後も数回に分けてご紹介していきます! #
by iwaizawa
| 2024-03-10 05:36
| 現場日記~住宅新築~
2024年 03月 09日
昨年夏の猛暑から続く異常気象・・・・今年の冬は暖冬ですね。
そんな昨年末から現在までの屋根緑化の状況を見ると今年の冬の様子が見えてきます。 初冬は結構雪があったんですね~。 この辺りで異常気象を感じ始めました・・・・。 いつもの冬に戻るかな? 盛岡市内で2月上旬に雪が全然ないのは、私の記憶にはほとんどありません。 そろそろ咲きそうな紅梅の蕾に雪が積もりました。 今年は、最速の開花となりそうです。 こうして定点観測している屋根緑化の様子を通して、昨年からの異常気象が見えてきます。 もうすぐ春、今年の春はどんな春になるのかなあ? #
by iwaizawa
| 2024-03-09 05:06
| いろんな話
2024年 03月 08日
盛岡市みたけで進む新たなプロジェクトは、床バレエ教室の開設工事です。
「Ballet Studio Vision」様は、岩手県で唯一の床バレエの教室です。 既存の大きな平屋ガレージの上にバレエ教室を作るという建築的にはかなり難しい工事を計画しています。 既存のガレージを造る木構造をしっかり把握し、その構造の上に新たな構造を足す作業は、通常の新築工事とは全然違うプロセスを踏みながら工事が進みます。 やはり大工の技術と経験が重要になってくる難しい施工となります。 そんなバレエ教室開設までの工事の様子をご紹介していきます。 外部では、2階へ上がる為の階段部分の基礎工事が進んでいます。 足場が掛かりました。 ここから屋根上で構造改修の準備の工程が始まります。 図板を作成する畠山棟梁。 紙の建築図面を元に大工の木組みの図面を作成します。 この図板を元に現場での改修準備を進めて行きます。 現場では屋根の雪下ろしの作業が始まりました。 みんなで屋根の雪下ろしを進めます。 少し日が当たると屋根の雪は解けていきます。 この大きな屋根の上に新しいバレエ教室が載る事になります。 なかなか想像できませんね。 屋根の一部を切断して、内部の構造を表す作業が始まりました。 既存のガレージの木構造は、プレカットによる金物接合の構造体です。 その上に私たち大工の作る木組みの構造を載せる事になります。 屋根の真ん中でもトタンを切断し、内部の建物構造を表しています。 屋根面より少し下に桁材が見えています。 ベイマツの金物工法の構造体がありました。 ベイマツの構造体の上に新しい桁を載せています。 新しく増築するバレエ教室の土台となる桁を先行して入れていきます。 この桁材は、岩手県産の唐松材です。 先行して行う構造改修の準備を終えると、一旦屋根の穴を塞ぎます。 防水性の高いシートを張り、気密テープで屋根にしっかりと貼り付けていきます。 屋根のアチコチに穴が空いていますね。 柱の立つ部分すべてにこのような穴が空きました。 現場の準備を終えると、弊社作業場で構造材の墨付け作業が始まります。 「墨付け」とは、建物を構成する構造材に大工の棟梁が番付を振り、加工する為の線引きを行う作業の事です。 「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」で構造材に住所を付け、構造材には接合部の仕口を加工する大事な工程ですね。 畠山棟梁は、じっくりと図板を眺め、これからの墨付け作業の準備を行います。 まずは、バレエ教室の大空間を支える登り梁の墨付けですね。 長さ6m梁成45cmの唐松集成材に加工する為の線引きを行います。 既存の平屋のガレージにバレエ教室を増築するというプロジェクトが進んでいます。 今回の工事では、平屋の状態でまずは建物の構造の補強を進め2階が載っても大丈夫な構造を1階部分に作ります。 屋根上では、増築を行うための構造の調査と土台作りの工程が進みます。 並行して2階に上がる階段部分の基礎工事を進め、準備が整ったら2階の構造を増設するという工程でプロジェクトが進みます。 岩手県産の木材と技術と経験豊富な大工による増築工事が進行中です! バレエ教室の詳細はこちらをチェックしてください。 #
by iwaizawa
| 2024-03-08 04:45
| 現場日記~店舗~
2024年 03月 07日
昨年春から取り組んできた大仕事が岩手公園(盛岡城跡公園)にある神社「桜山神社」 様の改修工事でした。
神社で最も歴史ある建物でもある御社殿の大規模な改修工事でした。 明治期に建てられその後何度かの改修を経て今に至る神社の社殿の改修工事。 今回は、神社専門の設計事務所、東京の日本建築工芸設計事務所様との共同作業です。 歴史ある建物の改修工事は、技術と経験豊富な大工たちと地元岩手・盛岡の木材を使って進めました。 そんな「桜山神社」様の御社殿改修工事の様子をご紹介していきます。 現場では、社殿の床下の大引きを掛け替える作業が進んでいます。 そんな現場での施工の様子を紹介していきます。 巨大な床梁を掛け替えて位置を下げ、その上にヒノキの新しい大引きを掛ける作業が進んでいます。 古いねずみ色の古材とまだ真新しいヒノキの芯材がコラボしています。 新旧合わさった大きな拝殿の床を一体にしつつ、全体の位置を下げるという改修作業が見えてきました。 弊社の大工たちもここまで作業が進むといろいろと先が見えてきます。 現場作業と並行して大黒柱の掛け替え準備が進む弊社の作業場。 大きな栗の柱を加工する袰岩大工。 ケヤキの大黒柱の根元に接合する栗材の仕口は、「金輪継ぎ」のようです。 隣で加工を進めるベテラン鈴木大工。 コチラももう一本の大黒柱の栗材を加工しています。 大工と比べるとその材の太さが凄い事が分かりますね。 チームで一番の若手立花大工は、ケヤキの大黒柱の加工を開始。 デッカイ電動の丸のこで仕口を切断中です。 大黒柱のケヤキの木目がキレイ! 大きな材の加工には、大きな刃物が必要になります。 一般住宅の仕事では、ほとんど見る事の無い大きな丸ノコ。 豪快にケヤキを切断していきます! 袰岩大工の栗の金輪継ぎも加工が進みます。 大きな「金輪継ぎ」の仕口が見えてきました。 とっても接合強度の高い「金輪継ぎ」、現代の大工仕事ではほとんど見かけなくなりました。 弊社のベテラン大工たちは、見事に加工していきます。 この技術も次世代へと受け継ぐ事が大事ですね。 下舘大工は、ベニヤ板にコンパスで円を書いています。 何をしているのかな? 神社の丸い柱を作る為の型を製作中ですね。 学校の勉強で使ったことがあるコンパス・・・・大工仕事で使うんですね。 大きな拝殿全体の床がフラットになり、少し低い位置に出来上がっていきます。 解体→土間コン打設→床梁の掛け替え→新しいヒノキの大引き掛け と工程が進んできました。 古い建物の状況を見ると、やはり長い年月建物を支える土台の部分には、シロアリに強い樹種(栗・ヒノキ)を選ぶ事が大事です。 昔の大工たちから伝わる技術と伝承をしっかり守りつつ改修の作業が進んでいきます。 その作業には、若い大工たちも参加させ、その技術・伝承を伝えて行く事が大事ですね。 社殿の床の改修作業がどんどん進んでいます。 古い建物の解体作業では、昔の職人の仕事を見る事が出来ました。 そしてその昔の職人が作った床組みを現代の大工が修正する作業が進んでいきます。 解体→床下のコンクリート工事→床組みの修正と工程が進んできました。 こうした大工工事は、やはり大工の技術と勘・経験がモノを言いますね。 そんな大工の歴史を思いつつ進む神社の改修工事の現場です。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2024-03-07 04:34
| 現場日記~リフォーム~
2024年 03月 06日
少し前まで盛岡市の鉈屋町で営業されていたRem Remake Furniture様が工房を雫石に移転しました。
移転の際には、新しく工房となる古い倉庫の内部で改修工事を行いました。 今回は、その古い倉庫だった建物のファサードを工房らしい顔へと変化させる工事を行います。 どんなファサードが出来上がるか・・・今から楽しみです! 古い蔵戸を取付け、周りを塗り壁の下地となるボードを張りました。 向かって右側の開口部には大きなガラスが設置予定です。 下地のラスカットパネルの上から軽量モルタル塗る左官職人さん。 左官工事は、田沢湖の柴田左官工業さんに担当してもらいました。 まずは、凸凹のラスカットパネルがモルタルで平らに仕上がっていきます。 モルタルグレーに平らに仕上がる壁面。 よ~く見ると職人さんのコテむらが見えています。 スパっと平滑に仕上げられる職人さんですが、わざとコテむらが残るように施工をお願いしています。 良い雰囲気。 モルタル壁と古い蔵戸。 とっても合いますね。 時間が経つ事でしか出てこない味わいと職人の仕事が見事に融合しています。 左官仕事から数日経過した工房のファサード。 モルタルの壁が乾燥し始め、グレー色がだいぶ薄くなってきました。 乾燥にもバラツキがあり、色合いも一定ではありませんね。 これでイイ! 蔵戸と反対側の開口部には、ガラスが入りました。 白い壁とガラスの開口部がとっても良い雰囲気ですね。 工房のショーウィンドウ的な意味合いも持っています。 工房内部から見た古い蔵戸。 壁が白く仕上がると存在感が増していきます。 年月が経過する事で経年変化してきた木の色合いが白い壁でさらに強調されて見えてきます。 この戸がすでにアンティーク工房の商品のようですね。 ペアガラスを入れているので断熱性も備えています。 少しくらい工房内から見ると外の景色がくっきりと見えてきます。 これまでのシャッターがあった工房から全然違う新しい景色が見え始めました。 ファサード改修の施工が進みます。 古い家具のリメークを行う工房のお店の顔となる部分の施工です。 少しずつ工房の顔の部分が出来上がってきました! 弊社はいつものように地元の木材、そして大工の技術と経験を生かした仕事でお店の顔を作っていきます。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2024-03-06 04:10
| 現場日記~店舗~
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