岩井沢工務所の仕事について
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2022年 05月 18日
盛岡市箱清水で進行中の住宅新築プロジェクト「アトリエのある家」。
2世帯が住まう住宅に併設してアトリエを設けるという建物になります。 敷地の大きさをギリギリまで生かして建物を計画し、そこの親子2世帯の住まいとアトリエを組み込んだ住宅を計画。 まずは既存住宅の解体工事と敷地外周を囲む土留め擁壁の補修工事を先行して進めました。 建物をしっかりと作るだけでなく、建物が建つ敷地自体も整備し、建物と共に住まう方が安心して暮らせるように施工していきます。 基礎工事と大工の構造材の刻みが完了し、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んできました。 何もなかった場所に大きな建物が立ち上がる工程「建て方」、大工仕事の最も華のある工程です! そんな建て方作業の様子を詳しくご紹介していきます。 ![]() 総二階の建物は敷地の建ぺい率いっぱいに計画されています。 建物の外周部には、構造用合板が張られて行きます。 ![]() 屋根材の下地となる防水層の施工ですね。 ここまで進むと少しの雨では漏水が起きずに現場作業が進むようになります。 ![]() この後の屋根葺き作業の準備となります。 この軒先に先行して取り付けられる部材と屋根材を密着させて屋根を作る事になります。 ![]() 大屋根と同様に垂木掛け、野地板敷きと工程が進みます。 コチラも屋根が木で構成されているのがよ~く分かりますね。 ![]() 野地板には、唐松の板を使用しています。 こうした下地材にも地元岩手県産の木材を使用しています。 ![]() 作業中の防水・屋根の雨音の低減などいろんな意味を持つ屋根の下地の施工ですね。 まずは一安心のところまで作業が進みました。 ![]() 雨は通さず、湿気だけを排出するという優れた性能を持つシート、現代の家づくりには欠かせない素材の一つです。 ![]() ルーフィングの上にトタンを置き、結合部をしっかりとかしめてくっつけます。 立平葺きという防水性能の高い施工方法で屋根が葺かれて行きます。 箱清水「アトリエのある家」が進行中です。 現地で始まった建て方作業、屋根葺きまでの工程が無事に終わりました。 これで雨や雪でも雨漏りしない状況まで工程が進みました。 まずは一安心ですね。 続いては、1階床の下地作りへと工程が進んで行きます。 地元岩手の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくりが次のステージへと進んできました。 大工の手による建て方作業、無事に完了です! #
by iwaizawa
| 2022-05-18 04:23
| 現場日記~住宅新築~
2022年 05月 17日
盛岡市上堂で進行中の中古住宅のリノベーション工事。
お施主様はかなり前から地域を絞って土地や中古住宅を探してきました。 候補数件の中から購入を決めた中古住宅をご自分のお住まいとして改修して新たな生活を始めるプロジェクトになります。 既存の住宅の改修する部分、残す部分を打ち合わせし必要な機能をしっかりと確保するための改修工事が進んでいます。 現場での施工の様子を紹介していきます。 ![]() 元々押し入れだった収納部分は、間取りを改修しダイニングに組み込む計画。 リビングスペースの収納と右端に書斎スペースを設けて改修が進みます。 ![]() これまでは廊下側の本棚だったスペースをリビング側に向けて大きな収納棚として再生しています。 高さ約70cmの位置にはアサダの天板を配置、下部の棚板を外すとカウンターにも変化する収納です。 可変性のある収納棚は、今後の生活の変化に対応するためのアイデアですね。 ![]() 元の床の間は、収納へと改修。 床柱は切断して、鴨居を入れて建具設置の準備も進みます。 現代の生活に合わせて、思い切って改修していきます。 ![]() トイレ側のニッチ棚も作り直してから洗面所の壁を作り直しています。 少し狭い洗面スペースを最大限生かせるように洗面台と洗濯機を配置する計画です。 ![]() 下地を撤去すると新築当初の和式便器の下地が見えてきました。 この辺りもすべて撤去して作り直していきます。 ![]() コチラは子供部屋として使うための改修作業が進んでいます。 ![]() まわりの外壁下地も進み、雰囲気が見えてきました。 玄関は、防犯性の向上・断熱気密性能の向上・利便性の向上を目的に最新の電気錠を用いたスマートドアにしています。 ドアの開閉もしやすく、毎日の家への出入りがかなり楽になります。 ![]() 下舘大工が箱形の家具の製作を進めています。 こうした作り付けの家具の製作も大工たちが進めていきます。 ![]() 大きさの違う箱形の空間が見えていますね。 ここに深さの違う引き出しが入ったり、棚板が入ったりして収納となって行きます。 ![]() 奥には深い引き出しも見えています。 これはキッチンの背面収納の家具ですね。 ![]() スライドレールと呼ぶ金物で引き出しはほとんどすべて引き出せるので、使いやすくなります。 細かな仕上がりを見据えて家具作りが進んで行きます。 ![]() 弊社の大工たちは、建物の骨格部分の施工からこうした家具の製作までいろんな作業をこなしていきます。 技術と素材があればいろんなモノを作り出す事が出来る、それが大工ですね。 ![]() キッチンに併設したパントリースペースでは、コの字に棚が設置されて行きます。 これまでは、ボイラー室と勝手口だった1.5帖ほどのスペースですが、棚を設置すると一気に収納力が増します。 キッチン周りのモノをしっかりと収納できる便利な空間として再生していきます。 ![]() 次は内装仕上げの工程へと進んで行きます。 ![]() まずは、ボードのジョイント部分とビス頭にパテを掛ける作業です。 パテを掛けて削り、表面を平滑にして下地を作り、クロス張りの準備が進んで行きます。 ![]() 先ほど下舘大工が作っていた収納家具も設置が完了していますね。 家具が設置されていよいよ内装仕上げの工程が進み始めた現場の内部です。 中古住宅のリノベーション工事が進んでいます。 建物の構造改修から内装仕上げへと工程が進んできました。 古い建物に新しい機能や暮らし方を付与する大事な改修作業もいよいよ後半戦へと入って来ましたね。 そして使う素材は地元の岩手・盛岡の素材たち、使うのは技術のしっかりした大工職人です。 大工は構造改修から仕上げの家具製作まで何でもこなすマルチな技術を持っています。 新しい建物へと生まれ変わるためのリノベーション工事が進む現場の様子を紹介しました。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2022-05-17 05:27
| 現場日記~リフォーム~
2022年 05月 16日
盛岡市志家町の古い民家の改修工事が完成しました。
先代から受け継いだ街中の古い住宅、寒くて水回りが使いにくい間取りでした。 何度も増改築を繰り返して住み続けていた建物、その都度機能を付け足してきた建物はいろんなところがちぐはぐな作りです。 今回は建物全体ではありませんが、水回りを中心に住みやすい住宅へと改修を進めて行く計画でした。 もちろん古いながらも良い部分は、その雰囲気を残しながらの改修をご提案させていただきました。 それでは、完成写真をビフォーアフター形式でご紹介します。 ![]() 建物の隅にL字に配置してあった古いキッチンスペース。 収納も少なく、家電製品の置き場にも困っていました。 この古い台所は、キッチンの配置から見直して改修です。 ![]() キッチンの背面側に冷蔵庫と家電製品を収納できるように棚を配置しています。 夫婦2人の生活では、カウンターも活躍する計画です。 現在の生活に合わせて配置から完全に見直して改修しました。 ![]() L型の流し台があったせいで、ダイニングテーブルが部屋の中心にあり、スペースをとっていました。 広いようで狭い、スペースがあるようで収納が少ないという悪循環を解消します。 ![]() お手持ちの岩屋堂箪笥を置くスペースも確保して、見た目もすっきりと納まりました。 洗面脱衣室への動線も上手く確保できました。 ![]() 部屋としては完全に区切られており、これまでは完全に別空間として機能していました。 今回の改修では、階段脇の棚を撤去して、ダイニングキッチンと一体のスペースに改修していきます。 ![]() 棚が撤去されてダイニングキッチンへとつながりました。 襖も外して、廊下も含めた一体の空間として使う事が出来ますね。 区切られた小さな部屋がいっぱいあった空間を一体で利用する計画です。 ![]() 襖と障子だけで仕切られていた間仕切り。 縁側の寒さがそのまま入り、冬場に使いにくい状態でした。 今回は、現代の生活に合わせてエアコンやストーブを設置できるように壁を設ける計画です。 ![]() そして縁側に接する障子部分に壁を設けて、そこに空調設備を配置しています。 新設した壁の上部にはエアコン、下部にはFF式の石油ストーブを配置しています。 古い民家の雰囲気を残しながら、現代生活に合わせた改修を計画しました。 ![]() 改修時には、こうしたお手持ちの家具類の配置も考えて計画を進めてきました。 限られた空間をどんな風に改修するのか、リフォームならではの面白さがありますね。 ![]() 使いようが無く、物置状態ですね。 現代の生活スタイルでは、使いにくい和室の続き間。 今回は2室を1室にくっつけて、寝室として改修していきます。 ![]() 断熱改修はしっかりと行い、押入だったスペースにクローゼットを設けています。 寒くて使いにくかった和室の続き間は、こうして寝室スペースへと改修されました。 ![]() ここか勝手口だったスペースを撤去し、水道配管も完全に直して設備機器の配置から直します。 何度も改修を繰り返し、使いにくかった場所は、完全に作り直して使いやすく直していきます。 ![]() 洗面台は、場所を移動して新しい洗面台を設置しています。 洗面脱衣室は、大きく改修しました。 古い民家の改修工事が完成しました。 増改築を繰り返し、少しずつ大きな面積の住宅となって来た経緯のある古い民家。 今回は、住む方の生活スタイルに合わせてその一部を改修してきました。 新しい住まいとして完全に新しく改修する部分と古い民家の雰囲気を残して改修する部分をメリハリ付けての改修計画でした。 そんな改修の前後の写真をご紹介してきました。 今回もとってもいい仕事をさせていただいたお施主様には感謝です。 ありがとうございました。 #
by iwaizawa
| 2022-05-16 05:03
| 現場日記~リフォーム~
2022年 05月 15日
GWも明けて、いよいよ本格的な花の季節の入った盛岡。
先日は出かけた盛岡近郊の山では、たくさんの花とも出会いました。 ![]() 盛岡市近郊の山ではGW前後がカタクリの時期となります。 先日行った山では、ちょうどいい見ごろに当たりました。 ![]() こんなに見事に満開のカタクリに会うのは久しぶりです。 山にも春がやって来ましたね! ![]() こうしたたくさんの花が咲くのがちょうどこの時期ですね。 盛岡は山に囲まれた盆地でもあります。 少し車で走るとこうした山に気軽に行く事が出来ます。 ![]() 中津川近くのこの公園でも見事に咲いていました。 鮮やかな若草色の葉とピンクの花のコントラストがキレイ! 市内も各所でツツジを見かけますね。 ![]() とっても気持ちのいい時期です。 この時期の盛岡はまだ虫も出ていないので、河原の散策には一番いい時期です。 5月の盛岡は、この中津川沿いの散歩がお勧めですね。 花の季節がやってきた盛岡。 市内中心部に流れる中津川沿いが気持ちいい時期です。 そして、近郊の山でもハイキングが楽しい時期に入ってきました。 #
by iwaizawa
| 2022-05-15 04:36
| いろんな話
2022年 05月 14日
盛岡市山岸で新たに始まる住宅新築プロジェクト「サンドウィッチの家」。
「サンドウィッチの家」とは、サンルームが真ん中にはさまった平面構成を、色んな具が挟まるサンドウィッチに見立てて名付けられています。 時に子供の遊び場になったり、リビングの延長として活用したり、洗濯物を干したり、など、様々な活動がサンルームで行われることを想定した平屋の建物になります。 設計はNoMaDoS一級建築事務所様、施工は岩井沢工務所というタッグで施工を進めていきます。 どんな住宅が出来ていくのか今から楽しみなプロジェクトです! それでは、施工の様子をご紹介していきますね。 ![]() 設計事務所NoMaDoSの吉川設計士に来ていただき、打ち合わせです。 墨付けを進めていく際に出てきた質疑や仕上げの納まりなどこの段階での疑問点を設計士としっかりと打ち合わせです。 ![]() この唐松材のほとんどが盛岡市産の唐松です。 近くに山の木で家が建つという昔ながらの家づくりを実践しています。 ![]() 唐松の桁をノミを使って仕口を作る作業を進めていきます。 ![]() 近年登場した新しい道具「マルチツール」という道具を使って刻みを進めていました。 新しい道具を試しながら刻みが進みます。 ![]() 今度は、カッターという道具で溝を掘る作業です。 桁材に間柱が立つ場所に溝を掘ります。 いろんな道具を駆使して構造材を加工して行きます。 ![]() 藤澤大工がノミを使って仕口を仕上げて行きます。 墨付けを小瀬川棟梁が進め、手の空いた大工たちが刻みを進めるという人員構成で刻みが進んで行きます。 ![]() コンクリート打設の最後は、土間部分です。 再びポンプ車とミキサー車がやって来て、コンクリートの打設が始まります。 ![]() すぐにバイブレーターを掛けてコンクリート内部の気泡を出しながら平らに均す作業を行います。 ![]() いろんな道具を駆使しながらドロドロのコンクリートを平らに仕上げて行きます。 左官職人の技術もすごいですね。 ![]() 打設後すぐにシートで覆うための準備を同時に進めています。 特に冬場の基礎施工では、この養生が大事になります。 盛岡は氷点下10度以下に冷え込む事があるので、養生準備も並行して進めていきます。 ![]() シートの下には農業用の電熱線を入れて、少しだけ内部を温めています。 コンクリートの表面が凍らないようにしながら養生期間を過ごします。 ![]() 今度は排水管の敷設作業ですね。 建物内から出てくる排水管を一定の深さに落とし、桝を経由して道路近くの公設桝までつなげていきます。 基礎工事と水道工事は一体となって進んで行きます。 新しい住宅新築プロジェクトが進んでいます! まずは弊社作業場での大工による構造材の墨付けの作業と現場での基礎工事が進んでいます。 技術のしっかりした職人たちが施工を進めています。 今回もとっても楽しそうな建物が計画されています。 設計事務所NoMaDoSさんとは、「曲面天井の家」という建物でご一緒させて頂きました。 曲面天井の家もなかなかインパクトがありましたが、今回の「サンドウィッチの家」もとても楽しそうな住宅になりそうですね。 プロジェクトの進行状況を少しずつ紹介していきますね。 続きをお楽しみに! #
by iwaizawa
| 2022-05-14 04:26
| 現場日記~住宅新築~
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