岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2009年 05月 09日
当社が参加している「イーハトーブの森と家作りフォーラム」で植林イベントを開催しました。
私たち大工は、木を使って家を作る事が仕事。 でも、木がどのように育てられ私たち大工の元に届いているのかあまり詳しく分かりません。 今回は、そんな木を植え、育てる山の現場に体験に行けました。 その様子をお伝えします。 盛岡市米内の大志田という場所へ。 林道から徒歩10分ぐらいの場所。 参加者30人弱でした。 今回植林するのは「唐松」の苗木です。 春の唐松は、新芽がきれいですね。 このかわいい苗木を植えます。 新芽を手で触ると、その柔らかさに驚きます。 普段唐松というと硬い葉のイメージでした。 若芽のうちは柔らかいんですね。 植え方はこのように・・。 まず鍬で穴を掘ります。 穴に苗木を入れて土をかけます。 土はしっかりと苗木の周りに入れます。 苗木を少し引っ張りながらまわりの土を踏み固めます。 これでもかってほどガンガン踏みます。 しっかり踏み固めた方が木が倒れにくく、まわりの土から水分を吸収しやすいそうです。 いい勉強になります。 最後に周りに落ち葉や草を敷き詰めます。 こする事によって晴天が続いても土の中の水分が蒸発しにくくなるそうです。 細かいようですがこんなに配慮しながら植林は進みます。 植林が済んだ山道。 道の両脇に新芽の唐松が並びます。 これから何十年もかけて成長する第一歩の勇姿です。 これがあんなに太くなるとは・・・・。 帰りは岩手大学の山本先生の楽しいお話を聞きながら下山です。 杉のお話、年輪のお話、二酸化炭素吸収のお話など、今日もためになるお話を沢山伺いました。 こうした地道な作業が将来建築材としての木材を作っていく第1歩なんですね。 現在、地球の温暖化対策で森林の二酸化炭素吸収が注目され始めています。 ただ苗木を植えても温暖化防止にはなりません。 植えた木を効率的に使い木を使った建物を長く使い続ける事が大事です。 そんな大きな地球規模の話のなかの米粒みたいな小さな活動かも知れません。 でも、続けていく事が大事だと思っています。 今後も植林、伐採、製材、大工、住宅と木の大きな流れを追うイベントを開催していきます。 ぜひ、ご参加下さい。
by iwaizawa
| 2009-05-09 19:13
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