岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2009年 05月 23日
滝沢村で進行中の現場「現代の曲り家」。
大工達の建て方作業が進んでおります。 前回お伝えした棟木掛けの続きをお伝えします。 三本目の棟木の接続のシーン。 上は、大工の下舘。 下は、棟梁の堀口。 大きな仕口をクレーンを使ってゆっくりと合わせて行きます。 このような大きな仕口は、現代の大工達はほとんど習った事はありません。昔の建物を見て覚えたものばかり。次に継承して行きます。 ここで棟木の高さが合わないところが見つかりました。 早速合わない部分の修正に入ります。 寸法出しは、大工の原田。 どの程度合わないのか確かめます。 せっかく組んだ棟木を一旦外します。 大きな構造ですので試しに組むわけにも行きません。 少々の誤差は出てきます。 それをその場ですばやく対処できるのも大工の腕です。 担木を少し修正。 施工は大工の坂本です。 坂本もこのような古民家の工事は手馴れた物です。 多くの古民家を建ててきた事でノウハウの蓄積はかなり出来ました。 棟木が納まると登り梁を掛けます。 巾4寸、高さ8寸の唐松の梁が並びます。 かなり豪快な構造の天井になります。 このつくりは土蔵の構造からいただきました。 棟木と登り梁の納まり。 大きな木材どうしが結合します。 迫力ある木組みの完成です。 登り梁と外周桁の納まり。 渡り顎掛けという仕口です。 上から厚い板を落としこんで風が入らないように納めます。 昔の建物から技術を学びました。 こちらは、普通の構造の部分です。 屋根の作り方も場所によって異なります。 コストとバランスを考えて選択しています。 いよいよ屋根工事も佳境に入ってきました。 あとは、天気次第のところもありますががんばって早く納めたいですね! 現場の大工達にがんばってもらいます!
by iwaizawa
| 2009-05-23 13:00
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