花巻で土蔵の修理 着工です。

花巻にある土蔵。
土蔵の壁のなまこ壁が剥がれてきたとの事。
早速、現場を調査して修理に取り掛かります。

このような立派な土蔵です。
壁に化粧してある菱型の模様が「なまこ壁」と言います。


このように壁の一部が崩れています。
原因は何でしょうか？
いろんな原因が考えられますが、何らかの原因で土台や柱が沈下した可能性が高いと考えました。


左官職人を手配して、まずは「なまこ壁」の撤去から開始。
職人は「佐々寿左官」さん。
いつも丁寧な仕事で腕のいい職人さんです。


壁を剥がしていくと原因が判明。
土台の隅が腐蝕と蟻で一部なくなっていました。
このため隅柱が沈下して壁に歪みが生じていました。
今回は、この柱を固定し壁を修復していきます。


はがしたなまこ壁は丁寧に取っておきます。
修復に再利用していきます。
この壁はレンガで出来ています。
まだまだ使用可能です。


現在はこの段階。
ようやく原因も判明し、修復の方針を建てている所です。
これから、左官職人と相談し大工も作業に加わっていきます。

このような土蔵の修理、古民家のリフォームなどお任せ下さい。
多くの物件を手がけ、経験豊富な大工が施工に伺います。
では。