岩井沢工務所の仕事について
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2011年 02月 10日
先日からお伝えしていた土蔵の移築再生工事。
今回は、遠野の民宿とおの様の新たな宿として施工しております。 民宿とおの様は、地元の旬の食材と旨いお酒を楽しむことのできる民宿です。 ご自分でどぶろくを作ったり、生ハムやチーズを作ったりと、とても意欲的な 楽しいご主人の宿です。 縁あって今回、新たな宿を土蔵を使って作ることになりました。 当社の技術を目いっぱい出し切ってがんばりたいと思っています。 ![]() 土台の墨付けを行う棟梁堀口。 今回は、遠野産のヒノキの土台も使用しています。 作業場はヒノキのいい香りが漂います。 ![]() 古材の仕口を加工する大工の原田。 ベテラン大工が若手棟梁をサポートします。 ![]() 古材の柱を墨付けする棟梁。 古材も少しづつ手直しを加えつつ加工しなおします。 今回の古材の柱は栗。 長い年月で独特の色合いに変化しています。 いい味が出てますね! ![]() 加工が終わった古材の梁たちです。 梁は南部赤松です。 こちらも長い年月で独特の色合いになっています。 栗と赤松は年月が経っての色の変化が異なります。 性格も色合いも違いが出ます。 ![]() 唐松の胴差を刻む大工の原田。 長いノミは突きノミと言います。 大きな仕口を加工するときに使います。 ![]() こちらは赤松の梁を刻むベテラン大工下舘。 ノミで仕口を仕上げていきます。 気持ちのいい音が作業場に響きます。 ![]() 出番を待つ杉の柱たち。 岩手県産の木材をふんだんに使って施工します。 大工はいまだに「いろはにほへと」と数字「一二三四」を使って番付を付けます。 この柱たちに書かれている文字がその番付です。 今回は、土蔵を使った宿になります。 盛岡市近郊から解体した土蔵が遠野で宿として生まれ変わります。 そして、そこに使われる木材たちは岩手県各地で育った木。 昔からの地元の建物を再利用し、地元の木で修復し、地元の職人が仕上げていきます。 その宿で食する食べ物も地元の食材を中心としたおいしい料理。 そしておいしいお酒達。 今回もやりがいのあるプロジェクトに参加させていただいております。 いい出会いからいい仕事が生まれている気がします。 6月のオープンに向けてがんばります!
by iwaizawa
| 2011-02-10 14:08
| 現場日記~蔵移築再生~
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