冬山登山 秋田駒ヶ岳 キャットツアー その2

先日お伝えした秋田駒ヶ岳の冬山登山＆スキーのお話です。
8合目山小屋から登山を開始して山頂直下の阿弥陀小屋までの道のりをお伝えしました。
今回はその続きです。
阿弥陀小屋からはまず男女岳（オナメダケ）の頂上を目指します。
相変わらず最高の天気が続きます。
頂上へ向かって今までより急な斜面が続きます。
ここは直登できないのでジグザグに登ります。
雪と青空の境目がクッキリ。

振り返ると阿弥陀小屋と夏場の登山道が見えます。
登山道の手すりには氷がびっしりくっついています。
夏とは全然違う景色が広がります。
まさに白銀の世界です。

男女岳山頂から見る岩手山。
とにかくきれいです。
いつもと違う角度ですので表情が違いますね。
でも心に響く岩手山です！

こちらは、男岳の脇に見える田沢湖。
この日は、湖畔も無風だったようで水面が鏡のようです。
白の世界にポッカリ口を空ける田沢湖。
きれいですねー。

いよいよ男女岳の東斜面を滑り降ります。
気分最高！
みんな思い思いのトレースを残して滑ります。
この1本の滑りのためにがんばって登って来ました。
いつ来てもいいですね。

みんなで滑り下りると次は横岳の尾根に登ります。
尾根に登ると夏道の岩手側登山道が見えます。
この道は大焼け砂と呼ばれている火山灰の積もった地域。
夏とは違い真っ白な大焼け砂。
この先に国見温泉があります。

正面が横岳ピーク。
そこから続く尾根の上にいます。
ここは、風の通り道。
いつもの年はもっと雪庇が大きいのですが、今年は少し小さめでした。

そして尾根から滑り下ります。
ここは、沢沿いに湾曲した地形。
ボウルと呼ばれる形状です。
雪質もなかなか良く最高の滑りです。


今年はここからさらに湯森、笹森という山に向かいました。
最終的には、旧乳頭スキー場へ下りるルートに挑戦してみる事に。
この後の続きもお楽しみに！