岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2011年 03月 20日
震災後、ライフラインの復旧作業、燃料不足、資材不足を
乗り切るため、工夫をし、計画的に仕事を進めていました。 この1週間、力を貯め、準備を進めいよいよ作業を再開しました。 この地域の活性化のためにも私たちは私たちで今出来る事を 着実に進めて行きたいと思います。 写真は震災前の様子です。 担木を掛けるシーン。 棟木を支えるとても太く丈夫な構造です。 樹種は分かりませんが広葉樹の担木です。 クレーンで吊った棟木。 全長11mの1本の棟木。 クレーンが無いと組み上げられませんね。 豪快な木の使い方です。 昔はどうやって組み上げたんでしょうか? これは、桁部分を組み上げているところ。 この桁も長さ11mの1本モノです。 何度も何度もカケヤで叩いて組んで行きます。 現場にはカケヤを叩くコーン、コーンという音が響きます。 続いて登り梁を組んで行きます。 先ほどの棟木と桁に掛けて行きます。 組みあがった土蔵の屋根の構造部分です。 とにかく豪快な構造です。 道行く人も足を止めて見て行きます。 お施主様ともお話をし、とにかく出来る事から少しでも仕事を進める事にしました。 これから資材不足、配送遅延などで現場が止まる事態も予想されます。 とても大変な状況です。 でも、そんな時だからこそ普段の生活を取り戻せるように 私たち地域の工務店は日々の仕事を続けて行きたいです。 私たち大工の仕事は、人間が生活していくうえで必ず必要な仕事。 必要とされる時にしっかり存在するのも大事だと考えています。 おまけ。 今回の震災での燃料不足にはほとほと参りました。 でも、ただ手をこまねいている訳にはいきません。 燃料が無くても現場に行ける、お客様のもとに行ける。 それを実践しております。 大工も現場に自転車で、私もお客様との打ち合わせには自転車で行きます! 昨日は、紫波町赤沢地区まで片道26km、往復52km自転車で行ってみました。 やれば出来るものです。 愛車は、かみさんの小さなマウンテンバイク。 多少乗りにくいのですが何とか道の駅紫波で記念撮影・・・というか水補給で立ち寄りました。 盛岡市乙部地区の田園風景。 普段車であっという間に通り過ぎるところもゆっくり見る事が出来ました。 自転車の移動もなかなかいいものです。 ただし52kmは無謀でした・・・・。 当社は震災後もがんばって活動しております。 こんな大変な時だからこそ地域にしっかり根付いている工務店の 存在意義をアピール出来ると考えます。 大手企業に押されて存在が危ぶまれる多くの工務店。 これから復興に力を発揮できる時です。 当社もがんばります!
by iwaizawa
| 2011-03-20 08:37
| 現場日記~蔵移築再生~
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