民宿とおの様 土蔵移築再生工事 施工中です！

遠野で進行中の現場。
土蔵を移築し宿の一部として再生しています。
6月下旬のオープンに向け現場は一気に進んでおります。
施工の様子をお伝えします。

土蔵部分の床板張りが始まりました。
床板は、解体前の土蔵にあったお米を入れるセイロを使っています。
セイロを丁寧に解体し、その板を加工しています。
セイロの板は赤松。天然オイルで塗装しています。


土蔵内の厨房部分が出来てきました。
シェフも大黒柱を見ながら仕事が出来ます。
土蔵ならではの厨房です。
仕上がりが楽しみですね。


こちらは茶室。
茶室の入り口は、高さが低く丸みを帯びた形状です。
本格的な茶室を備えた宿になります。


外部も進んでおります。
途中震災の影響で外壁材の入荷が遅れるハプニングがありました。
今回は、土蔵の形状を生かしつつ現代のサイディングで外壁を作りました。
塗装すると雰囲気が一気に良くなります。


外壁の塗装が始まりました。
吹付けと言う塗装方法。
塗料と砂を混ぜて空気で飛ばす方法です。
色は、元々の土蔵の色になるべく合わせています。
砂色の土蔵です。


外部から見た土蔵の雰囲気と内部の太い構造材が特徴の宿になります。
そこに庭のちょっとした仕掛けが加わり、いい雰囲気になっていきますよ。
これからそのちょっとした仕掛けの施工がどんどん始まります。
お楽しみに！