岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2011年 07月 04日
遠野市で進行中の土蔵移築工事の現場。
名前は「茶寮 要」と決まりました。 あとは、開店に向けて工事を進めるだけです。 今回のこの現場、いろんな面白い素材を使っています。 今日はその面白い素材の施工の様子をお伝えします。 当社作業場でベテラン大工村松が施工中。 すでに鼠色の木材で何かを作っています。 この素材は土蔵の屋根を支えていた栗の木。 何十年も経った木を活かしつつ門を製作します。 この色、質感、新しい素材では絶対に出せません。 年月が作り上げる仕上がりを楽しもうという試みです。 宿へ入るアプローチへ設置します。 この古い門を通って宿に入ります。 いい雰囲気ですね。 棟木に垂木の溝を掘る作業。 古い素材もモノともしないのは、やはり経験の賜物です。 ベテラン大工ならではのいい仕事です。 大工には定年がありません。 いい仕事を続けてもらってます。 一方棟梁の堀口も面白そうな作業中。 曲がりくねった梅の木を加工中。 真っ直ぐ平らな部分が無い3次元に曲がった木。 こういう木を加工するにはコツが要ります。 自ら芯を決め、糸を張って直線を作り墨を付けます。 木材の垂直も大工が自分で決めます。 木を見る力もないとこういう作業は出来ません。 当社では若手の大工たちにも積極的にこういう作業やっています。 将来が楽しみな大工たちがたくさん居ます。 こちら下舘が加工しているのは濡れ縁。 濡れ縁も木を1本1本加工して作って行きます。 こういう作業を繰り返す事で大工の腕が維持され、効率も上がって行きます。 今回のこの土蔵の現場ではいろんな素材、いろんな技術が見られます。 大工の力量だけでなく、普段見る事の出来ない素材がたくさん使われています。 いよいよ仕上げ工事が進み完成が近づきました。 最後までがんばります!
by iwaizawa
| 2011-07-04 07:33
| 現場日記~蔵移築再生~
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