県産材を使った建て替え 解体工事

家造りは、更地への住宅新築だけではありません。
今あるお家を解体してから新築する場合もあります。
今回は、そんな建て替え工事の現場です。
まずは、既存のお家の解体工事から始まります。
なかなかご紹介する機会の無かった解体工事の様子です。
解体前の外観です。
平屋の落ち着いたお家です。
なかなかの築年数でした。

縁側の床板。
広葉樹と言う事は分かりますが、正確な樹種は分かりませんでした。
この床板は新しいお家で何かに再利用しようと思っています。

床の間の様子。
エンジュと栗を使っていました。
床柱や落し掛けなどきれいに外して新しいお家に使います。

建具のガラスも再利用。
とくに模様の入った型ガラスや波々のモールガラスは貴重です。
きれいに外して再利用します。

建具が無くなると昔の家は一気に広くなります。
お施主様もあまりの広さに驚いていました。
昔はこうして襖を外して広く使う事もあったようですね。

こうして外した建具類は、大切に保管します。
古いモノでもいいモノはちゃーんと再利用できます。

土壁が無くなり柱がむき出しの状態に。
壁を支える貫が見えています。
昔の構造が見えます。
いい勉強になります。

天井も解体され屋根が見えます。
やはり昔の建物は木をたくさん使っていますね。
現代のように合板も集成材もありません。
すべて無垢の木材を大工たちが加工して使っています。


解体作業が順調に進みます。
昔のお家は、シンプルなゴミばかりが出てきます。
現代の住宅のように分別に困るようなモノがあまりありません。
よって、作業もスムーズに進みます。

建て替え工事の最初の一歩です。
これからどんどんいろんな作業が始まります。
続きをお楽しみに！


＊3月17日（土）に水まわり 新築・リフォーム相談会を開催いたします。
　みなさまのお越しをお待ちいたしております。