岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2013年 08月 05日
盛岡市内で始まった新築工事の現場。
盛岡市内でとれた栗と赤松の大梁が支える大きな住宅です。 大きな家の大きなリビングを支えるために長く太い梁を使用します。 見ごたえある構造も特徴となります。 現場では、地盤改良工事が行われました。 大工は、作業場で大きな梁の刻み作業です。 栗の曲り梁を加工中の棟梁桐川。 まずは、長年乾燥させてきた木の表面を電気カンナで削っていきます。 その間に構造材も入荷してきました。 唐松の桁材、杉の柱、ヒノキの土台などが入荷。 岩手県産木材を中心に盛岡市産材も使用します。 盛岡市産材は、市産材利用住宅支援事業も活用します。 こちらは鈴木大工。 電動のやすりを使って表面をきれいに仕上げていきます。 ここまでの作業が墨付けの下準備となります。 栗の曲り梁の墨付け。 仕口を刻むための加工の線を墨壺と墨差しで印します。 こういう曲がった材にも墨付けを行い加工を進めます。 プレカット工場ではできない技術です。 棟梁の桐川が刻む赤松の大きな曲り梁。 棟梁と比べると大きさが分かります。 リビングの中心を支える重要な梁材となります。 作業場の天井クレーンで吊りながら作業を進めてきます。 クレーンが無いと一人では動かすことが出来ません。 墨付けの作業。 棟木への登梁の掛かり方を検討中。 登り梁の角度を胴縁で表しながら棟梁と検討しました。 きれいに納まり、構造的にも強固な作りを探ります。 現場では地盤改良工事が始まりました。 コンクリート杭を打ち込む工法での施工となりました。 大きな重機が現場に入り作業を行います。 写真のように既定の長さのコンクリート杭を地面に差し込んでいきます。 家の荷重を十分支えられるように多くの杭が打たれました。 最終的には地盤改良報告書と保証書がお施主様には渡されます。 現場と作業場で作業が同時に進行中です。 家を長く持たせるために重要な地盤の補強と家を長く支える梁材の刻みが同時に進行しています。 今回使用する梁材も通常に流通している寸法ではありません。 当社で数年前に山に立っている状態の木から購入し梁材に製材して保管していたものです。 そんな梁材たちが今回の住宅にはたくさん使用されます。 見事な構造が見える住宅が完成する予定です。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2013-08-05 13:26
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