岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2014年 10月 16日
盛岡市内で進行中の住宅新築工事の現場。
コストをおさえつつ地元の木をふんだんに使った住宅にします。 そして若い大工が棟梁を務めます。 これから階段やカウンターの加工など仕上げの作業に入っていきます。 地元の木を使って、地元の大工が作る家づくりです。 作業場では階段材の加工作業が始まりました。 畠山棟梁が加工するのは、岩手県産赤松の天板。 この天板の端の皮を切り落とします。 そして段板に加工していきます。 コチラは階段の回り部分の段板。 1枚では作れないので天板を接ぎ合せて作ります。 現場で設置作業の棟梁。 回り部分が特に施工が難しいですね。 側板の設置も慎重に進めます。 作業が進むと階段らしくなってきました。 側板を取り付け、段板をはめ込んで行きます。 全て地元岩手の赤松を使用します。 階段正面の蹴込板の設置も進みます。 この蹴込板もすべて無垢の赤松で作ります。 階段の裏側からしっかりと留めます。 こうした階段の造作も若い大工たちがしっかり施工する事が出来ます。 これが大事です。 階段の設置作業が終了。 今回の赤松の階段もとてもきれいに仕上がりました。 ここから階段脇の手すり部分の施工に移っていきます。 ベテラン原田大工が施工するのはケヤキの短い天板。 電気カンナを使って表面を削っていきます。 この天板は、とてもきれいです。 少しだけひび割れが入っていたためとても安く購入したモノです。 現場では、2Fの洗面台の天板に使用。 仕上がりが楽しみですね。 ほかにも原田大工が加工した天板が待っています。 コチラは便所のカウンターやキッチンカウンターに使う栗の天板です。 現場に設置されるのが楽しみです。 仕上に使用するこうした無垢の天板のほとんどが地元岩手の木です。 当社では、乾燥の途中でヒビが入ったり、大きく割れたり、曲がったりした材をなるべく安く購入してお客様にお勧めしています。 少しのひび割れでも商品としての価値が下がるようです。 当社では、ひび割れもその木の特徴としてなるべく有効に使用しています。 そんな使い方にはやはり大工の技術が重要になります。 しっかりと木を見て使い方を判断できる大工たちが居てこその活用方法です。 地元の木を有効に地元の大工が作る家づくりとなります。
by iwaizawa
| 2014-10-16 06:45
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