岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2014年 12月 25日
旧川井村(現宮古市)にて住宅の新築工事がスタートしました。
1年以上時間を掛けてゆっくりと打ち合わせを進めてきました。 地元岩手県産材を使った家づくりを進めていきます。 今回は、ベテラン袰岩大工が棟梁です。 大工の技術を生かした家づくりが進んでいます。 作業場では、構造材の墨付けと刻みが進行中です。 栗の太鼓梁の墨付け作業を行う袰岩棟梁。 こちらの太鼓梁は、吹抜けの真ん中に設置されます。 そんなに太くは無く、どちらかというと見せる為の梁ですね。 墨出し用の桟木を垂直に取付、目で反対側の桟木と合わせます。 測量機を使うよりも人間の目で見る方が正確に垂直を出す事が出来ます。 すごいですね。 垂直に設置した桟木を使って芯墨を出すところ。 大工道具の墨壺を使う作業です。 芯墨を出し、仕口の墨付け作業を行います。 こうして四角ではない梁材に仕口の墨付けを行います。 ベテラン大工の技術がしっかりと生きています。 こちらでは、ベテラン太田大工が大きな栗の太鼓梁を刻んでいます。 足場に乗ってノミを上から入れて仕口を加工。 次はノミを横から入れて水直な面を整えます。 木材が大きく、転がしながら刻む事が出来ないので自分が動いて作業します。 大工たちの刻みもかなり大変な作業です。 水平な面をノミで整えて行きます。 こちらでは突きノミを使用。 大きな仕口を整える際には木槌で叩かない、手で押して使うノミを使用します。 仕口がきれいに仕上がっていきます。 こちらでは、棟木の仕口を調整中の袰岩棟梁と鈴木大工。 皆木が掛かる部分の仕口をどう作るかを相談中です。 作業場でこうしてシミュレーションしながら刻みが進みます。 二人とも真剣です。 棟木は下から見上げる部分に設置されます。 仕口の納まりがそのまま見えてきます。 大工たちの刻みが続く作業場です。 こうした大工の刻みが始まると当社の作業場が活気付きます。 ノミを叩く音、ノコを挽く音、削った木の匂い、大工たちの会話、とても気持ちがいいですね。 仕事をしていてもやっぱり楽しく仕事が進むのが一番です。 木材の刻みは大工仕事の一番大事な部分。 その大事な作業をベテランたちから若い世代へ受け継ぐのも当社のような工務店の大事な仕事です。 墨付け、刻みの作業は大事に守って行きたいですね。
by iwaizawa
| 2014-12-25 06:54
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