モコプラ 外構工事 進行中。

昨年春にオープンした開運橋通りの商業スペース「モコプラ」。
まずは、第1弾として1階「大通郵便局さん」と2階「モンテボッカ」さんが営業を開始しました。
今回は、その建物の南側の区画整理によって出来た空きスペースにシンボルとなる木を植え、少し変わったウッドデッキを作る工事となります。
では、工事の様子をお伝えします。
現場では、ウッドデッキのデッキ材張りが始まりました。
ヒノキのデッキ材を塗装して仕上げてあります。
まずは大雑把に敷いていきます。

畠山大工が図面の形に糸を張ります。
この糸の通り切断する事で面白い曲線のウッドデッキに変わります。

ジグソーという切断器具で丸みを帯びた形のウッドデッキが出来て行きます。
1段目のデッキがほぼ完成です。

続いて2段目のウッドデッキの下地作業。
束石に大引きを掛けていく作業からとなります。

大引きに根太を掛けていきます。
2段目のウッドデッキの骨格が見えてきました。

1段目と同じヒノキのデッキ材を張って行きます。

張り終えるとこんな感じです。
ここから先ほどと同じように形を整えて切断する作業へ進みます。

この頃作業場では看板の製作も同時に進んでいました。
藤沢大工が加工するのは、オニグルミの1枚板の天板。
耳をきれいに整え、表面も仕上げます。

仕上がったオニグルミの天板です。
このオニグルミ、もちろん岩手県産材です。
地元の木で看板も製作します。


現場ではウッドデッキの製作がどんどん進みます。
そして看板の製作も同時に進んでいます。
どんなスペースができるのか楽しみですね。

今回のプロジェクト、街中に木を感じられる憩いのスペースを計画しています。
事業主体の「三田農林」さんは、盛岡でも有数の山主でもあります。
盛岡の街づくりに木を生かして行くお考えを実践しております。
当社も大工の技術でそのお役に立てれば幸いです