向中野 貸家新築工事 進行中。

盛岡市向中野で進む貸家新築工事。
こちらもオオツカヨウ建築設計さんとのお仕事となります。
貸家ですが、地元岩手県産材をたくさん使い、他の貸家とは少し違う仕上がりとなります。
どんな貸家になるのか今から楽しみです。
現場では壁や天井の下地作業、床張りや外壁張りなど仕上げの作業も進んでいます。
そんな現場の工事の様子をお伝えして行きます。
外壁張りの作業が進む現場です。
白い四角い建物が出来てきました。
L字の建物の入隅に大きな窓がありますね。
ここが中庭になります。

外壁材はこうして1枚1枚張って行きます。
外壁張りの作業もあと少しで終了です。

内部では床梁の作業も進みます。
コチラは藤沢棟梁が作業中。
岩手県産サクラの床板です。
薄いピンク色の床板がきれいですね。

こちらの棟では、原田大工が収納の造作作業。
ふとん棚や衣装用の収納を作っていきます。

小瀬川大工は作業場で天板の加工作業ですね。
各棟ごとに違う樹種でカウンターを作ります。
コチラは銀杏の木かな？
すべて地元岩手の木で製作を進めています。

天板の接ぎ合せの風景。
必要な寸法に板材を接ぎ合せていますね。
今回は、セン、イチョウ、カツラでカウンターを製作。
どれも手触りよく仕上がっていました。
大工の技術をしっかり生かした造りとなります。

階段の設置作業も進みます。
こちらの棟では段板が設置されていました。
階段は各棟ともセンの木を使用。
数年後にはいい色合いに変化する事間違いなしです。

建具枠の設置作業。
壁張りの前には枠の取付が進みます。

玄関では、土間の仕上げの下地作業が始まりました。
仕上げはコンクリート平板敷き。
その下地をモルタルで作ります。
コチラは左官職人さんが施工担当です。

床壁天井と下地作業が終了した室内。
これからクロス貼りの作業へと進んで行きます。


仕上げの作業も進み、少しずつですが完成形も見えてきました。
地元岩手の木を使い、大工たちが作る家づくりを貸家の現場でも進めて行きます。
今回は、貸家1棟ごとに床板は違う樹種を選択。
ナラ、イタヤカエデ、サクラを床板に使用。
階段やカウンター天板など人が手を触れる部分には、地元の木をふんだんに使用します。
こうした仕上がりも楽しみです。
9月末の完成を目指して現場の大工たちが奮闘中です。
完成をお楽しみに！