岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2015年 09月 08日
矢巾町で始まった古民家の改修工事。
築年数は不明ですが、昔は茅葺だった建物。 何度か改修を繰り返しながら住み続けてきた古民家を今回はさらに改修する事になりました。 なるべく昔ながらの構造を生かした建物へと再生していきます。 まずは解体工事から作業が進行中。 そんな現場の様子をお伝えして行きます。 解体作業が進む現場。 この日は、鈴木棟梁と打ち合わせ。 まずは、建物外観から屋根の改修方法を打ち合せです。 室内では土壁を落とす作業が進みます。 すごい量の土が出てきます。 これをネコで外に搬出し、ゴミを分別していきます。 2階でも土壁の撤去作業が進みます。 これまで隠れていた構造部分が徐々に見えてきました。 2階部分も鈴木棟梁と現場確認。 収納にしたい部分をどのように改修するか打ち合わせ。 今までは壁の中で隠れていた屋根裏空間。 今回の改修ではこの空間も利用する予定となっています。 真っ黒の赤松の梁は、建築当初茅葺だったからの木材と思われます。 手斧の跡がきれいに残っています。 2階の解体も進み、屋根裏の構造があらわになってきました。 コチラは大正から昭和初期にかけて大きく改修した際の木材のようです。 木の切り口が移動製版という機械の跡に変わっています。 萱葺き屋根を落とした際に改修したようですね。 2階の改修予定を棟梁と打ち合わせ。 予定通り進める部分、少し変更が必要な部分を打ち合わせし、次回のお施主様との打ち合わせに備えます。 解体作業は毎日がゴミとの戦いです。 こうして大量のゴミを外に出し、トラックに積み込んで処分場へ運びます。 大変な作業ですが、地道に片づけていきます。 現場は解体作業が続きます。 まずは土壁を落とし、壁の無い状態へ持って行きます。 そこから屋根を外し、床を解体するという工程です。 解体を進めつつ、棟梁とも打ち合わせを行い、構造の補強や屋根の材料などを手配します。 先祖が建て、大事に使ってきた古い家。 その古い家を解体して建て替えるのではなく、構造を生かして改修する工事。 使いやすい住宅へと直す事で建物はさらに寿命を延ばしていきます。 今回も古い構造を残し、一部を補修しつつ改修作業を進めます。 そんな改修工事にはやはり腕のいい大工の存在が重要です。 古い構造を見て直し、無垢の木を生かしたデザインを施工できる技術が大事。 今回もそんな大工の技術を生かした改修工事となります。 現場の進行をお楽しみに!
by iwaizawa
| 2015-09-08 06:42
| 現場日記~古民家再生~
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