向中野 貸家新築工事 進行中 完成しました！②

盛岡市向中野で進む貸家新築工事。
こちらの建物は、オオツカヨウ建築設計さんとのお仕事となります。
貸家ですが、地元岩手県産材をたくさん使い、他の貸家とは少し違う仕上がりとなりました。
カメラマンさんに撮影して頂いた写真をアップします！
ダイニングの様子。
白い壁にナラの床板がきれいです。
こちらの棟は床材がすべてナラ材を使用。
岩手県産のナラですね。

ナラの床材はこんな表情。
1枚1枚木目が違い、いろんな表情があります。

この棟は、イタヤカエデの床板に使用しました。
ナラよりは少し色が薄く白っぽい感じのダイニングですね。
こちらもすっきりキレイに仕上がりました。

イタヤカエデの床板の表情はこんな感じ。
特徴は、木目があまり目立たない事。
カエデの木はとにかく硬い木です。
大工たちも張るのに苦労する素材。
でも仕上がりはとってもいいですね。

こちらの棟はサクラの木を床板に使用しています。
サクラといってもソメイヨシノではなく、山に生える山桜。
ナラやイタヤよりも濃い少し赤みがかった色合いですね。
白い壁とコントラストが強くなり、きりっと締まった感じになりましたね。
いい雰囲気です。

サクラの床板の表情はこんな感じ。
サクラも硬い方の部類に入ります。
何といってもこの色合いがいいですね。
経年変化でさらに色が濃く変化していきます。
そんな楽しみもある木になります。

各戸にはプライベートコート（庭）があります。
床面には白いタイルを張り、エゴノキを植えています。
リビングの窓からは、青い空と緑がきれいに見えます。

屋外の各戸の境には、アオダモの木を植えました。
白線で仕切るのではなく、木を植えて隣との境を表しています。


いよいよ工事も完了！
貸家ですが、地元の木をたくさん使用しました。
完成した時が100％という建物ではありません。
人が使い、年月が経過しながら育つ建物です。
無垢の木は、使いこむ事で味わいが増してきます。
そんな素材で貸家を建築。
今回は3棟の建物それぞれ違う種類の木で仕上げました。
ナラ、イタヤカエデ、サクラ、どれも地元岩手の木を使用しています。
今後がとても楽しみですね。