岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2016年 02月 03日
矢巾町で進行中の古民家の改修工事。
築年数は不明ですが、昔は茅葺だった建物。 何度か大きな改修を繰り返しながら住み続けてきた古民家を今回はさらに改修する事になりました。 なるべく昔ながらの構造を生かした建物へと再生していきます。 現場では、大工作業が進行中。 そんな現場の様子をお伝えして行きます。 室内で壁の下地作業を行う鈴木棟梁。 古材の曲りを生かしつつ下地を作る為、手間が掛かりますね。 でも昔からこの家を支える大事な木を生かして改修作業を進めます。 床板張りの作業。 コチラは唐松の床板を使用しています。 もちろん岩手県産唐松の床板になります。 作業場では袰岩大工が加工作業中。 作っているのは、屋根の妻に取り付ける化粧格子。 杉材を組み合わせて作ります。 鈴木棟梁は、赤松材で敷居を加工中。 赤松は、油の多い木なので建具が走る敷居に最適の木。 古民家の多くは敷居が赤松で出来ています。 今回も敷居は赤松材を使用します。 玄関も框や床板も設置されました。 框はケヤキ、床板は改修時に外したセンの床板。 ケヤキの框も盛岡市内の解体された古い商家に使用されていたケヤキを再利用しています。 木材はこうして何度も繰り返し使用できる素材です。 1階の客間は、壁や天井の下地が完成しています。 こちらも古い構造をなるべく生かして改修しています。 鈴木棟梁は、階段の設置作業をスタート。 階段材は赤松を使用しました。 まずは側板の設置ですね。 無垢の木を使用した階段は出来上がるといい雰囲気になります。 階段設置が進んでいますね。 側板を取り付け、溝に段板をはめ込んで行きます。 こうした大工作業は技術のしっかりした大工でないと出来ませんね。 外観もほぼ完成ですね。 後は、化粧格子の取付と雨樋の設置作業を残すのみ。 もうすぐ足場も外れます。 建物内部では、大工たちの下地作業や仕上げの作業が進みます。 床板張り、階段設置、敷居や鴨居の設置と完成すると見えたり、人が触れる部分の施工ですね。 大工の技術が大事になってくる作業です。 作業の進行が楽しみですね。 先祖が建て、大事に使ってきた古い家。 その古い家を解体して建て替えるのではなく、構造を生かして改修する工事。 使いやすい住宅へと直す事で建物はさらに寿命を延ばしていきます。 今回も古い構造を残し、一部を補修しつつ改修作業を進めます。 そんな改修工事にはやはり腕のいい大工の存在が重要です。 古い構造を見て直し、無垢の木を生かしたデザインを施工できる技術が大事。 今回もそんな大工の技術を活かした改修工事となります。 現場の進行をお楽しみに!
by iwaizawa
| 2016-02-03 05:21
| 現場日記~古民家再生~
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