岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2016年 04月 28日
盛岡市繋にある盛岡手づくり村で始まった現場のご紹介。
手づくり村の中の工房の一つ「染屋たきうら」様の工房改修工事を弊社で担当させていただく事になりました。 染屋たきうら様は藍染の工房です。 現在ある手づくり村内の工房脇に新しく建物を建築し、体験工房や商品の紹介スペースを充実させて行く計画です。 弊社では、その建物の建築ならびに既存建物の改修工事を行います。 もちろんその作業には地元盛岡市産木材をふんだんに使用します。 それでは作業の様子をお伝えして行きます。 弊社作業場では墨付けの作業が進みます。 まずは、赤松の大きな棟木の墨付けです。 真四角ではない、太鼓梁を使用するので、木口に垂直に木を取り付け、それを基準に墨付けを行います。 最近はあまり見られなくなってきた墨付けの様子です。 太鼓梁を転がし墨付けを進めるのは、小瀬川棟梁。 棟木は金輪継ぎという継手を選んだようです。 墨付けを行った後は棟梁自ら刻みの作業。 まずはこの棟木を刻み、屋根の頂上の高さを確認してからその他の構造材の墨付けを行うようです。 金輪継ぎの仕口を刻み中。 大きな太鼓梁での加工ですので仕口自体とても大きいものになります。 電動丸ノコ、手ノコ、ノミを使って仕口を加工していきます。 仕口が出来上がると仮組みを行います。 金輪継ぎは継手の真ん中に木栓を立てるのが特徴の継手です。 金輪継ぎの仕口を合わせて仕口がピッタリ納まるか確認します。 これで長さ11mほどの棟木が完成です。 この棟木が建物の屋根を支えます。 この棟木から高さを割り出し他の構造の墨付け作業を行っていきます。 現場では基礎工事の準備が進みます。 まずは遣り方出しの作業。 建物の位置や高さを現場で記す作業。 これを元に基礎工事が進んで行きます。 やり方出しの作業はもちろん棟梁が行います。 基礎工事が進みます。 鉄筋を組み、木枠を立ててコンクリート打設の準備を進めて行きます。 木枠の内部に生コンクリートを流し込みます。 今回の基礎は真四角ではなく、一部角度が45度の部分があります。 基礎工事も順調に進行中です。 弊社作業場では、大工の墨付け作業が進みます。 一方、 現場では基礎工事の準備が始まりました。 今回は、地元盛岡の染め物工房の改修工事。 その工事に地元盛岡の木材をたくさん使用し、地元の大工が作業を行います。 手仕事の工房イメージに合うよう、昔ながらの大工の技術を生かした建物になります。 これまでの手作り村には無かったようないい建物になる予定です。 工事の続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2016-04-28 04:23
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