岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 04月 26日
盛岡市茶畑で進行中の住宅新築の現場。
今回の建物は、オオツカヨウ建築設計さまとのお仕事です。 2階リビングと大きなバルコニーが特徴。 プライバシーを確保しつつ大きな窓からは隣地の大きなケヤキの木を眺める事が出来る楽しい造りの住宅です。 もちろん地元岩手の木、盛岡の木をふんだんに使用した大工の技術を生かした家づくりとなります。 いよいよ現場での建て方作業が進行中。 大工たちの現場での様子をお伝えしていきます。 前日までに出来ていた大屋根の下地。 野地板は盛岡市産の唐松材を使用しています。 これから何十年も屋根を支える野地板は出来るだけ無垢の板を使用します。 野地板の上にルーフィングという防水シートを張る作業。 防水性を高めると共にトタンに落ちる雨音の軽減にも効果があります。 建て方の際にも雨をしのぐことができ、大事なシートとなります。 大屋根を下から見るとこんな感じ。 見えている木はすべて地元の木。 とっても気持ちのいい風景です。 大工の作る家という感じですね。 ガレージの屋根も同じ造り。 大屋根に続きこちらもルーフィング敷きが始まります。 唐松の板がこれだけの量敷かさると迫力がありますね。 この日も冬晴れの気持ちいい天候。 屋根の作業と共に大工の作業も進んで行きます。 「ヤネニワ」の大事な肝でもあるベランダの壁下地も始まりました。 杉の柱や間柱を立て壁を作っていきます。 この壁が交通量の多いバイパスと住居部分の緩衝材となります。 もちろん意匠的にも大事な役割となります。 室内側でも間柱立ての作業。 まずは外周部を囲い、防水性を高めながら作業する事を目指して下地作りが進みます。 日も傾くころ屋根のルーフィング敷きが終わっていました。 これで屋根の板金工事が始まるまでも雨風をしのぐことができます。 すっきりきれいな切妻屋根の下地が完成です。 「ヤネニワ」となるガレージ上の屋根下地も完了。 閉鎖的な空間ができつつあります。 一部構造用の金物取付も始まりました。 これはホールダウン金物というモノ。 地震の際に柱が抜けないように基礎のコンクリートとしっかり緊結するための金物です。 夕日があたりはじめ、今日の作業も終了です。 冬場は日が短く、ここから一気に寒くなります。 早めに養生を行い明日の作業に備えます。 大きなケヤキの木。 今回の建物はこのケヤキの木を感じつつ、街中の喧騒を和らげるという事がポイントとなります。 「ヤネニワ」から見える景色を想像しつつ大工作業が進んで行きます。 建て方4日目が無事に終了しました。 4日目は屋根下地の作業、外周部の壁下地の作業が進みました。 建物の形もだいぶ見えてきて、「ヤネニワ」の部分の施工も進み始めました。 この建て方で使用してきた木材はすべて岩手県産、盛岡市産の木材たちです。 近くの山で育った木を伐採・製材・乾燥・大工の刻みと工程を経てこの場所までやってきました。 もちろん住宅性能も大事ですが、この数値には表れない木材の流れがとても大事です。 数値には表れない木の持つ安心感を大事に大工仕事を続けて行きます。 大工の仕事は経験と勘に頼る部分が大きいです。 いい大工はいい建物を作ることが出来ます。 そんな職人中心の仕事を大事にしていきたいですね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-04-26 04:30
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