岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2017年 11月 02日
盛岡市内で新たに始まった住宅新築の現場「S-COURT]。
設計は「オオツカヨウ建築設計」さんです。 盛岡市中心部の間口が狭く奥行きの長い古い敷地にその敷地形状を以下した住宅を建てます。 街中の防火の規制の厳しい地域にありながら優れた断熱性能と技術のしっかりした大工の木造が融合した建物になる予定です。 そんな新築工事の様子をお伝えしていきます。 大工の墨付けと刻みの進む弊社作業場の様子。 小瀬川棟梁は、墨付けの作業。 弊社の棟梁はすべての構造材に墨付けを行います。 すべての木材に目を通し、触り、刻みの為の墨を付けるのが棟梁の大事な仕事です。 刻みを待つ構造材。 「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」で番付が記載されています。 どの場所の仕口になるのかを木材すべてに記載します。 かなり気の遠くなるような作業です。 刻みを行う大工たち。 丸ノコで刻みを行っているのは袰岩大工。 棟梁が墨付けし、他の大工たちが刻みを行うというシステムです。 ベテラン太田大工も他の現場の造作材加工の手が空くと刻みのお手伝い。 ノミで仕口を整える作業ですね。 畠山大工も刻み中。 唐松の桁材の蟻掛けの仕口を作っています。 大工たちこんな風に木に埋もれて仕事中。 ものすごい量の構造材ですね。 S-COURTはかなり大きな建物という事が分かります。 刻みの量もかなりですね。 そして小瀬川棟梁の墨付け作業は続きます。 墨付けと刻みが進む弊社作業場、いつも木の香りとノミを打つ木槌の音が響いています。 活気のある作業場の雰囲気が私は好きです。 一方現場では基礎工事が進んでいます。 立上りの型枠が外され、基礎が見えて来ました。 基礎外周部にはボード状の断熱材が張り付けてあります。 続いて行われる作業は水道配管。 間口の狭い敷地形状なので主に建物内部を配管が通る事になります。 このように水回り機器の配置場所で床に向かって塩ビ管が立ち上がります。 設計で指示のある箇所すべてにこのように排水管が敷設されて行きます。 建物の奥側から見るとこんな感じ。 排水管も長いですね~。 排水管は勾配を取りながら建物内を道路に向かって進みます。 最終的には前面道路の公共下水道へ接続。 こうした配管が現代の便利な水回りを支えています。 ここは、建物内を通って集まってきた排水が屋外に出る部分。 汚水と雑排水に分かれて屋外に出て行きます。 屋外に出た排水管は敷地境界ギリギリを通り、道路近くの公設枡へと接続します。 排水管もこのように敷地形状や建物の形状に合わせて設計し、水道部の許可を頂いて施工を行います。 住宅を作るにはいろんな作業が必要になります。 弊社作業場では大工の墨付け作業と刻みが、現場でのは基礎工事が進行中です。 コチラの現場も敷地が狭く、奥行きが長~い土地なので基礎や水道配管の施工も一筋縄ではいきませんね~。 大工の墨付けも大きな梁材の加工など通常の住宅とは一味違う施工内容。 難しい施工が続く現場です。 施工は難しいのですが素敵なデザインの建物が計画されています。 そしてデザインだけでなく、住宅の性能もしっかりしていて大工の技術がしっかりと生きる建物に仕上げて行きます。 「デザイン、性能、技術」3者がバランス良く融合する住宅新築、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2017-11-02 04:43
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