岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 01月 18日
盛岡市三ツ割で新たに始まる住宅新築の現場。
床面積は30坪ほどの小さな住宅。 限られた土地を有効に利用し、駐車スペースを2台確保しつつ、吹き抜け空間もある4LDKの間取りとなります。 もちろん地元の木をしっかり使い、大工の技術を生かした建物となります。 今回は、キッチンも大工の作るオーダーキッチン。 キッチンを中心としたLDKの空間もとても素敵に仕上がります。 それでは工事の様子をお伝えしていきます。 まず最初は木材の入荷。 これから大工たちが刻みを始める木材が弊社作業場に搬入されてきます。 今回も出来るだけ地元盛岡市産材を使うことで製材所さんと計画。 土台や桁、梁材がこちらです。 この建物の棟梁は鈴木大工が担当。 申請図面を元に作る大工の木組みの図面「図板」を見ながら墨付けの作業を開始です。 図板は棟梁が作り、建物の構造に番付を付けて記載します。 「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」で記載してあります。 まず手を掛けたのが唐松の梁材ですね。 唐松は針葉樹に中でも強度が高く、建物の力の掛かる部分に使用します。 特に上から力の掛かる梁材には最適の素材です。 梁材を並べて木目や木取りを確認してどこに使うか決めて行くのも棟梁の仕事です。 梁材の墨付け作業が始まりました。 節の少ない唐松の梁材。 年数の経過した大きな唐松の丸太から製材されているのが分かりますね。 墨付けでは、墨汁と墨差しという大工専用の筆のような道具を用いて木に加工のための線を引いたり番付を記載したりしていきます。 鈴木棟梁一人で梁材をまわしながら墨付け作業。 大工は木材を動かす力も必要な職業です。 頭も体も使うとっても健康的な仕事だと思います。 現場でも作業がはじまっています。 重機を搬入して基礎の根掘り作業からスタートですね。 重機を使用し、一定の深さまで土を掘り下げて行きます。 土を掘った溝の部分に砕石を入れて基礎の床を作ります。 床面積が小さいのでとってもコンパクトな基礎ですね。 砕石で床を作り、鉄筋を並べるための準備作業を進めます。 基礎の芯を出し、鉄筋を並べて行きます。 鉄筋を並べて結束し、ベース枠を設置していきます。 だんだん建物の位置と大きさがイメージできるようになってきますね。 配筋が終わった段階で瑕疵担保責任保険の検査を受けます。 建物の配置、鉄筋の施工状況を第3者機関にチェックしてもらい施工を進めて行きます。 検査後にベースのコンクリート打設作業。 現場にはミキサー車とポンプ車がやってきて基礎のベース部分にコンクリートを流し込んで行きます。 弊社作業場での大工の墨付け作業と現場での基礎工事が同時進行で進んで行きます。 小さな建物ですが、地元の木をしっかりと使い、とても楽しい納まりがたくさんあります。 外観や室内の仕上がりも見どころ満載です。 定期的にアップしていきますのでお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-01-18 05:01
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