岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 01月 29日
盛岡市上田で進行中のプロジェクトです。
地元岩手県産木材をふんだんに使ったアパートの新築工事。 立地をしっかり考え、お施主様と入居ターゲットを絞り、間取りを検討してきました。 単身者向けの1LDKの4世帯の長屋式のアパートとなります。 もちろん構造材から仕上げの床板までしっかりと地元の木を使って作り上げて行きます。 大工の技術をしっかりと生かした賃貸住宅、他の物件とは少し違う雰囲気に仕上がる予定です。 それでは作業の様子をお伝えしていきます。 墨付けの進む弊社作業場の様子です。 元々鉄工所だった鉄骨造の建物。 その中に木材がたくさんあり、大工たちが刻みの作業を進めて行きます。 作業内には、ノミを叩く木槌の音、丸ノコの音、ドリルの音など仕事の音が響きます。 中津大工は唐松の桁材の刻みですね。 溝堀カッターで間柱を入れる溝を入れているところです。 刻みの段階でいろんな下地の段取りも行っていきます。 下舘大工は、柱のホゾ取りの作業。 電動のホゾ取り機で柱の先を加工します。 こちらも下舘大工。 桁材にボルト穴を空ける作業。 ドリルを垂直に立てて穴を空けていますね。 桁と桁を直角に設置する際に使用する金物を接合するボルト穴になります。 しっかりと垂直に穴を空けるのも経験が必要です。 原田大工は梁材の刻みですね。 梁と梁の間を繋ぐ桁材の仕口を作っています。 蟻継ぎという継ぎ手をノミで加工しています。 ベテラン大工も若手大工も同じ作業を着実にこなしていきます。 刻みを終えた構造材。 唐松の桁材ですね。 これから付け流しという刻みのチェックを行ってから搬出の準備に取り掛かります。 藤澤棟梁が付け流しの作業。 作業場で構造材を仮組し、長さのチェック、ホゾ穴の位置、仕口の形状、ボルト穴の位置や角度のチェックを行います。 刻みの作業もこれでほぼ終了となります。 現場では基礎工事が進行中。 土間コンクリートの準備作業が進んでいます。 基礎全体に防湿の為のビニールシートを敷きます。 土間のコンクリート打設作業。 いつも通りポンプ車とミキサー車でコンクリートを土間に流し込んで行きます。 流し込んだコンクリートは平らに均していきます。 大きな木のトンボでおおよそ平らに均し、最後に木鏝で仕上げて行きます。 重いコンクリートを均す作業は重労働。 寒い冬場に行っても体はホッカホカです。 土間のコンクリートが固まると床下空間に水道の配管を流す作業です。 同時にガス配管も行います。 建て方のための足場を設置しました。 直後には雪が積もり一面雪ですね。 基礎の天端均しの作業。 基礎の上端の高さを正確に一定の高さのに仕上げるためにモルタルを盛って行く作業です。 レベル水準器で高さを出し、細い木枠を取付けてモルタルを載せて行きます。 これで基礎の作業も終了です。 アパート新築のプロジェクトが進行中。 まずは、弊社の大工の墨付け作業と現場での基礎工事が進んで来ました。 いよいよ大工の刻みも終了し、建て方へと作業が進んで行きます。 今回の建物は集合住宅ですが、素材である木材にはしっかりとこだわり、地元の木を使っていきます。 仕上となる床板にももちろん無垢の木を使用します。 地元の木を使い、地元の大工がしっかりと技術を生かした集合住宅となります。 室内の雰囲気も一般の集合住宅とは全然違う仕上がりになります。 工事の様子は順次お伝えしていきます。 不動産情報の大手athomeさんで入居の募集も始まりました。 入居にご興味の方はこちらもご覧ください。
by iwaizawa
| 2018-01-29 04:21
| 現場日記~アパート~
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