岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 02月 26日
盛岡市上田で進行中のプロジェクトです。
地元岩手県産木材をふんだんに使ったアパートの新築工事。 立地をしっかり考え、お施主様と入居ターゲットを絞り、間取りを検討してきました。 単身者向け、1LDKの4世帯の長屋式のアパートとなります。 もちろん構造材から仕上げの床板までしっかりと地元の木を使って作り上げて行きます。 大工の技術をしっかりと生かした賃貸住宅、他の物件とは少し違う雰囲気に仕上がる予定です。 基礎工事と構造材の刻みが終わり、現場での建て方作業が進みます! それでは作業の様子をお伝えしていきます。 建て方作業が無事に終了し、大工の仕事は建物内部へと移ってきました。 まずは、外回りのサッシの取付作業。 すぐに暗くなる真冬の作業、窓が付くと若干明るくなりますね。 サッシ取付作業中の下舘大工。 サッシ寸法に合わせて木で下地を作り、サッシをはめ込む作業です。 真冬なので外気温とほぼ同じ現場の状況ですね。 大工たちが室内作業を行う間に屋根では屋根葺きの作業が進みます。 屋根葺きは天候に左右される作業、この日は真冬の快晴、明るくて気持ちのいい日ですが寒い・・・。 サッシの取付が終わると大工たちは壁の下地作業を進めます。 まず行うのがアパート特有の界壁という壁。 共同住宅の場合、各戸の境には天井裏まで続く壁を設置する事になります。 建物内部での火災の際に隣の住戸への延焼を遅らせ、逃げる時間を確保するための大事な壁ですね。 こちらは外周部の天井裏に壁を作る作業。 こちらは防火壁といって隣地での火災に際に建物内に火が入りにくくして建物内部の人の逃げる時間を確保するための大事な構造です。 こうした天井に隠れる部分の施工を先行して進めて行きます。 天井裏の壁下地が終わると壁の断熱材を入れる作業です。 グラスウール断熱材を隙間なく充填していきます。 断熱材を入れた後に横方向に胴縁という木材を打ち付けます。 断熱材がしっかりと固定されます。 また、この後張る壁の石膏ボードをしっかり固定するための下地の役目もあります。 外周部でも作業が進みます。 外壁下地となる外胴縁の設置作業ですね。 横方向の外壁材を張るので、胴縁は縦方向に取り付けています。 隙間を空気が上へ抜けるように施工していきます。 2階の大きな掃出し窓の外側では金物の取付がおこなわれています。 これはベランダの下地となる金物の取付。 外壁を張る前にこの金具をしっかりと固定しておく事が大事です。 設置が完了したベランダ下地の金物。 建物の構造材にしっかりとボルトで固定されました。 外壁張りの準備も着々と進んで行きますね。 室内では建具の下地作業も進みます。 外周部の壁の下地の後は内部の間仕切壁の下地の施工。 大工作業がどんどん進んで行きますね。 建て方作業も無事に終了し、大工たちは室内の下地の施工へと進み始めました。 冬場は日も短く、天候も安定しません。 毎日作業を進めては養生作業を行う必要があり、手間が掛かりますね。 何とか天候に左右されない工程まで進んで来ました。 一安心です。 今回の建物は集合住宅ですが、素材である木材にはしっかりとこだわり、地元の木を使っていきます。 仕上となる床板にももちろん無垢の木を使用します。 地元の木を使い、地元の大工がしっかりと技術を生かした集合住宅となります。 室内の雰囲気も一般の集合住宅とは全然違う仕上がりになります。 工事の様子は順次お伝えしていきます。 不動産情報の大手athomeさんで入居の募集も始まりました。 入居にご興味の方はこちらもご覧ください。
by iwaizawa
| 2018-02-26 04:46
| 現場日記~アパート~
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