盛岡市上田 地元の木を使ったアパート新築工事が進行中。

盛岡市上田で進行中のプロジェクトです。
地元岩手県産木材をふんだんに使ったアパートの新築工事。
立地をしっかり考え、お施主様と入居ターゲットを絞り、間取りを検討してきました。
単身者向け、1LDKの4世帯の長屋式のアパートとなります。
もちろん構造材から仕上げの床板までしっかりと地元の木を使って作り上げて行きます。
大工の技術をしっかりと生かした賃貸住宅、他の物件とは少し違う雰囲気に仕上がる予定です。
建て方作業が無事に終了し、大工たちは下地の作業へと取り掛かっています。
それでは作業の様子をお伝えしていきます。

現場の室内では断熱材入れの作業が引き続き行われています。
壁の柱と柱の間に100ｍｍのグラスウール断熱材を入れて行きます。

断熱材を入れた後には横方向に胴縁という木を打ち付けて行きます。
断熱材をしっかりと押さえる役目と壁の石膏ボードを押える役目を担います。
細く木ですが大事な役目を担っていますね。
こうした下地の木材も岩手県産材を使用していきます。

大工の下地作業と同時に水道の配管工事も始まりました。
1階の天井裏にはグレーの塩ビ製排水管が設置されて行きます。

オレンジ色の管は、電話線を入れるための配管ですね。
水道、電気、電話、設備機器用の配線などいろんな工事が同時に進んで行きます。

水道の給水管の設置も始まりましたね。
青い色の管は水の配管。
赤い色の配管はお湯の配管です。
ねずみ色の電気配線も進んでいますね。

大工作業は室内の気密シート張りの作業。
断熱材を入れ胴縁を入れた後に気密シートで室内側を覆います。
室内側の湿気を壁内に入れないようにするための大事な施工です。

サッシのまわりもきれいにカットし気密シートが張られて行きます。
シートの端は気密テープで処理していきます。
隙間の無い暖かいアパートになります。

続いて天助の施工も始まりました。
天井は、断熱材をブローイングで施工するので、大工は木の下地を気密シート張りを進めて行きます。
この上に断熱材が吹き込まれて行きます。

外周部の壁の断熱材入れが終わり、室内の間仕切壁もだんだん施工が進んで来ました。
建具を立てるための開口部もだんだん出来てきました。

壁の石膏ボード張りも進みます。
壁のボード張りが進むのは、各戸の境となる界壁部分。
ここは石膏ボードを2枚張る防火上重要な壁面になります。

外部では外壁の下地作業が進みます。
足場がありシートで覆われているので外観があまり見えて来ないのが残念ですね。

外壁には下地の胴縁の取付作業が進んでいます。
サッシ廻りの防水処理も行われ、作業が順調に進んでいます。

換気口の外側には、防水処理が行われています。
換気口の貫通部は、防水上の欠陥部分になりやすいので、専用の部材を使い、貫通部を処理していきます。

屋根葺きも終わり、屋根がきれいに仕上がっています。
天気も良くすっきりしていますがこんな天候の冬は寒さが厳しいですね～。

そして数日後にはこんな状況に･･･｡
雪が降っては溶け、降っては溶けを繰り返していくのが冬ですね～。
寒さが続く真冬の現場の様子です。

建て方作業も無事に終了し、大工たちは室内の下地の施工を中心に進めて行きます。
下地に使う木材も地元岩手県産木材を使用し、断熱性能、気密性能も高い建物を作っていきます。

今回の建物は集合住宅ですが、素材である木材にはしっかりとこだわり、地元の木を使っていきます。
仕上となる床板にももちろん無垢の木を使用します。
地元の木を使い、地元の大工がしっかりと技術を生かした集合住宅となります。
室内の雰囲気も一般の集合住宅とは全然違う仕上がりになります。
工事の様子は順次お伝えしていきます。
不動産情報の大手athomeさんで入居の募集も始まりました。
入居にご興味の方はこちらもご覧ください。