岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 03月 12日
盛岡市三ツ割で新たに始まる住宅新築の現場。
床面積は30坪ほどの小さな住宅。 限られた土地を有効に利用し、駐車スペースを2台確保しつつ、吹き抜け空間もある4LDKの間取りとなります。 もちろん地元の木をしっかり使い、大工の技術を生かした建物となります。 今回は、キッチンも大工の作るオーダーキッチン。 キッチンを中心としたLDKの空間もとても素敵に仕上がります。 現場では、いよいよ建て方作業が終了し、大工たちが内部外部の下地作業へと進んでいます。 それでは工事の様子をお伝えしていきます。 現場では大工たちの下地作業が進行中。 今年はとっても寒く雪の多い冬。 現場も何度も雪が積もり、外の作業は進んで止まっての繰り返しです・・・・。 現場のまわりの道路も雪が多く、狭い道のため除雪車もやって来ません・・・。 鈴木棟梁が道路の除雪作業を行います。 少し気を抜くと現場への資材の搬入も厳しくなってしまいます。 厳しい気象条件の中、外部の下地作業も着実に進行中。 建物正面の外壁には杉の粗板を張ります。 下地には不燃の構造面材MOISSを張って行きます。 この面材は、構造用合板としても性能を発揮し、さらに防火性能も高い優れもの。 うまく利用させていただいています。 換気口の貫通部の防水処理も進みます。 特殊なゴムの素材でパイプを密着して包み、接合部からの漏水を完全に抑えて行きます。 ゴムの周りは気密テープで処理。 こうした外部との貫通部分の処理は確実に施工していきます。 こちらは電線の貫通部。 こちらも先ほどの特殊なゴムシートを使用し、電線にゴムが密着するように施工しています。 家を建ててから長い年月経過しても防水性能が落ちないように素材もしっかりしたモノを使用しています。 建物内部でも下地の作業が進んでいますね。 サッシが取り付けられて行きます。 外周部には断熱材を入れて行きます。 断熱材は高性能のグラスウール「アクリアウール」を使用しています。 繊維がとても細かく、チクチク感が少ない断熱材です。 断熱材を入れた後には、気密シートを張って行きます。 緑色の透明なビニールシートですね。 シートの接合部は気密テープで処理し、住宅全体の気密性能を高めて行きます。 電気配線や換気扇のダクトの施工も進みます。 現代の住宅は電気配線がとても多く、換気のダクトも走る事になります。 こうした配線配管のスペース確保も大事になってきます。 時には天井高を下げてパイプスペースを確保しる事もあります。 2階では天井への断熱施工も始まりました。 天井下地の野縁の上に断熱性を置いていく作業。 立花大工が施工していきます。 隙間なくきれいに並べて行く事が大事です。 天井の断熱施工でも気密シートを施工。 壁のシートと天井のシートが連続するように施工していきます。 一部屋分の天井断熱施工が終了。 気密シートがピシッときれいに張られていますね。 断熱性能も高く、気密性能も高い住宅になっていきます。 天井裏はこんな感じになっています。 断熱材が隙間なく敷かれていますね。 施工状況を確認しつつ作業を進めて行きます。 断熱材の側面はこんな感じです。 グラスウール断熱材が2重に設置。 合計200mmの断熱材が天井裏に入ります。 1階でも鈴木棟梁が天井下地の準備を始めました。 1階は、化粧梁もあり天井下地が複雑になります。 天井の素材に板を使用する部分もあり、下地作業も慎重に進めて行きます。 LDKのキッチン部分ですね。 下地作業もだいぶ進みました。 上部に並ぶ化粧梁がいいですね。 完成がとても楽しみです。 大工の棟梁が中心となって刻んだ構造材が現場で大きな建物になりました。 1本1本は棒のような木材、その棒を組み合わせて大きな構造物が出来上がりました。 現場にはコンクリートの基礎しかなかったところに急に大きな建物が出来て行く様は何度見てもすごい仕事だと思います。 そしてその建て方作業が終わり大工たちは下地の作業を進めて行きます。 ここからは建て方作業の様な豪快さはありませんが、建物の性能に関わってくる大事な作業が続いていきます。 そんな職人たちが地元の木を使って家づくりをお伝えしていきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-03-12 04:51
| 現場日記~住宅新築~
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