岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2018年 03月 15日
盛岡市加賀野で始まったピアノ教室の改修工事。
これまであまり使用していなかった作業スペースを改修し、ピアノの練習室にします。 隣接するLDK部分も手直しし、時には小さな演奏会を行えるように改修していきます。 もちろんただ間取りを直すだけでなく、ピアノをより楽しく練習できる環境に、そして雰囲気のいいファサードを作り生徒をお迎えできるように改修していきます。 そんな工事の様子をお伝えしていきます。 現場では解体工事の後は床下地作業が進んでいます。 古い床の上に下地を組みピアノ室の床を作っていきます。 根太という木材を設置し、固定していく作業ですね。 ピアノを置くため、一般の床より下地を多く入れて作業を進めて行きます。 根太の間に断熱材を入れて行きます。 こちらは断熱材としての役目と吸音材としての役目を担います。 通常のグラスウールより密度の高いボード状の製品を使用しています。 新しく玄関となる部分は、コンクリート土間にしています。 既存の床を剥がし、下地のコンクリートが出てきた状態です。 一つ問題があるのが、新しい入り口の外にある水道の水抜き栓。 これが出入りの邪魔になります。 水抜き栓を移送するには膨大な作業が掛かります。 今回考えたのが、水抜き栓の高さを変え土間よりも低くする事。 まずは水抜き栓のまわりのコンクリートを解体です。 水抜き栓の位置にビニール製の枡が設置されました。 新しくタイルを張るのでその高さに合わせて枡を設置。 歩いてもつまずく事が無いように施工しています。 まずの内部を覗くと・・・。 中には水抜き栓が入っていて、開閉は電動の装置が行います。 これで水抜き栓の位置は変えずに新しい出入り口としての機能に支障のないように改修できました。 一つ一つ問題点を解決しながら作業を進めて行きます。 室内では床下地の後に天井下地の施工が始まりました。 まずは新しい玄関側の天井下地を進めています。 天井高は玄関側とピアノを奥側で少し変える事にしました。 玄関側の天井には2階の水道配管があるため、一定の高さで天井高が制限されています。 ピアノを奥側はそうした障害が無いので、なるべく天井高を上げる事にしました。 リフォーム工事ではこうした現場での臨機応変の対応も大事になります。 天井下地が出来るとここにも断熱材を入れます。 この断熱材は防音のために入れるものです。 グラスウールの性能ではなく、吸音のための施工。 副作用として部屋の断熱性能が格段に上がりますね。 キッチンを交換する部分も施工が進んでいます。 まずは、新しいキッチンに合わせて水道配管を手直し。 混合水栓が壁出しだったものを直し、キッチン天板からに変更します。 水道配管が直ると壁の下地を新しく作り直します。 換気扇が設置される部分にはベニヤ板を張りました。 出窓の周りにはキッチンパネルを張ります。 ホーロー製の白くシンプルなパネルを施工。 窓周りが明るくなりました。 台所の床も新しく張り替えて行きます。 キッチンも含めLDK全体の床を岩手県産のナラの床板にしています。 続いては新しいキッチンの組み立て作業へと進んで行きます。 キッチンの組み立て作業がスタート。 このように部材ごとバラバラになって搬入されます。 各キャビネット、カウンター天板、ガスコンロ、それぞれが梱包されてやってくるので、入り口の狭い場所でも施工が可能です。 ただし現場はモノであふれかえります・・・。 キッチンの組み立てが進むとこんな風に出来上がって行きます。 キャビネットが設置され、カウンター天板が載り、ガスコンロが設置されました。 だんだんキッチンが出来上がって行きます。 大工作業はピアノ室とLDKの間の間仕切り部分の施工が進んでいました。 ここは、普段のレッスンでは建具で間仕切りし、演奏者や観覧者が来た時には建具を片側に寄せて一室として使用できるように計画。 建具3本が片側に集まるように建具枠を大きく施工していきます。 これまであまり使用していなかった部屋を大きく改修しピアノ教室に改修する工事が進行中。 ピアノを演奏しやすいように、演奏を鑑賞しやすいように、他の楽器とのアンサンブルも出来るように、楽譜の収納スペースも確保できるように、いろんな様子を組み込みながら改修計画を立てて来ました。 そして、機能性の改修だけでなく、ファサードのイメージも雰囲気よく改修する計画としました。 現場では、大工作業は解体工事から下地の作業へと進んで来ました。 リフォーム工事はある程度アバウトな計画を立て、現場で臨機応変な対応が大事になります。 今回も天井の高さを予定より少し上げる事も可能になり、空間もとてもいい雰囲気になりそうです。 どんな改修工事になるのか今からとっても楽しみです。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2018-03-15 04:47
| 現場日記~リフォーム~
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